こんな方は当院(心療内科・精神科)へどうぞ



現代社会はストレスの多い社会です。
ストレスによって、こころやからだの変調を訴える方が増えています。
そんな方は心療内科・精神科の受診をお勧めします。
当院の6人の医師があなたをお待ちしております。

*ご注意:医師も万能ではありません。
医師のみの力では良くならないこともあることをご了承ください。


■ 眠れなくて困っている方

■ 気分が落ちこんでいる方(ためいきばかりでる方)、内科で異常ないと言われたのに意欲が出ない方

■ 家庭や仕事のことなどで悩んでいて、突然に、恐怖感、呼吸困難、動悸(ドキドキ感)が出現し、内科で異常ないと言われた方

■ 下痢や便秘を繰りかえすのに、内科や消化器科の検査で異常がないと言われた方

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■ 眠れなくて困っている方

  眠れないというのはつらいものです。そのつらさは、本人しかわからないこともあります。

  精神的なストレスで眠れなくなっている方は、睡眠薬だけでなく、医師やカウンセラーによる簡単なアドバイスをうけると、より効果的なことがあります。

  不眠症には、寝つきが悪いタイプ、朝早く目が覚めるタイプ、夜中に目が覚めるタイプなどがあります。朝早く目が覚めるタイプ、夜中に目が覚めるタイプの方は、単なる不眠症ではなくて、うつ状態やうつ病による不眠の場合があります。うつ状態やうつ病の不眠には、睡眠薬よりも抗うつ薬が効果的なことがあります。

  睡眠薬にも色々な種類があります。早く効くタイプの睡眠薬もあれば、ゆっくり効くタイプの睡眠薬もあります。平成12年に入ってからも、新しいタイプの睡眠薬が発売されています(
こころの病気の質問コーナーを参照)。睡眠薬の調整をご希望の方、睡眠薬について疑問のある方は、どうぞご相談ください。

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■ 気分が落ちこんでいる方(ためいきばかりでる方)、内科で異常ないと言われたのに意欲が出ない方

  うつ状態の可能性があります。

  うつ状態には、ストレスが主な原因となっておきる“ストレス性のうつ状態”、何らかの原因で脳内の情報伝達物質がうまく調整されないためにおきる“うつ病”などがあります。もちろん、精神的ストレスと、脳内の情報伝達物質の調整不良が、密接に結びついている場合もあります。

  からだの不調が目立つタイプのうつ病は、“仮面うつ病”と呼ばれています。からだの不調(例えば、だるさ)があって、内科の病院で診てもらったのに、異常がないと言われた方は、一度ご相談ください。

  “ストレス性のうつ状態”では、ストレスを整理し、ストレスを軽くしたり、ストレスへの対処方法を身につけることが必要です。そのためには、医師やカウンセラーによるアドバイスを受けることをお勧めします。また、ストレスが生活に支障をきたしている場合には、抗不安薬や抗うつ薬が有効です。睡眠障害を伴う場合には、睡眠薬や抗不安薬を寝る前に飲んでいただくこともあります。

  “うつ病”は、「こころのかぜ」とも言われるポピュラーな病気です。かぜと同じで、こじらせなければ、とてもよくなる病気です。うつの期間は、多くの場合一過性であり(3〜6ヶ月以内が多い)、うつの期間をうまく乗り切るために、医師のアドバイスを受けることをお勧めします。また最近では、うつ病に対して、効果が十分で副作用の少ない抗うつ薬(デプロメール、パキシル、トレドミンなど)が発売されています(
こころの病気の質問コーナーを参照)。医師のアドバイスを受け、十分な休養をとり、合う薬が見つかると、2週間〜4週間程度で症状がよくなることもあります。

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■ 家庭や仕事のことなどで悩んでいて、突然に、恐怖感、呼吸困難、動悸(ドキドキ感)が出現し、内科で異常ないと言われた方

  パニック障害の可能性があります。

  内科的に異常がないのに、恐怖感、呼吸困難、動悸(ドキドキ感)などが突然出るものをパニック発作といいます。人によっては、過呼吸(過換気)となって、酸素を吸い込み過ぎて、救急センターに運ばれる方もいます。パニック発作が繰り返しおきるものをパニック障害と呼んでいます(
こころの病気の質問コーナーを参照)。パニック障害の背景には、何らかのストレスがあることが多いようです。

  うつ状態の治療と同様に、ストレスを整理し、ストレスを軽くしたり、ストレスへの対処方法を身につけることが必要です。また症状を軽くするために、抗不安薬や抗うつ薬を使うことがあります(昨年11月に、パニック障害に適応のある薬(パキシル)が発売されました)。


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■ 下痢や便秘を繰りかえすのに、内科や消化器科の検査で異常がないと言われた方

  “気のせい”ではなくて、過敏性腸症候群の可能性があります。

  過敏性腸症候群は、緊張やストレスなどによって、腸の運動のリズムが狂ってしまい、便秘、下痢、腹痛、腹部膨満感、ガスの異常などが出る病気です。

  過敏性腸症候群の症状は、ストレスのかかる特定の場面で出ることがほとんどです。また血便や体重減少といった内科的異常を伴いません。

  対症療法として、腸の運動のリズムを整える薬(コロネル、ポリフィルなど)や、不安を軽くするための抗不安薬などが有効です。気分の落ち込みを伴う場合には、抗うつ薬も有効なことがあります。また、薬物療法だけでなく、医師やカウンセラーからアドバイスを受けて、ストレスへの対処方法を身につけると、より効果的です。

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