高校講座HOME >> 家庭総合 >> 第34回 ライフスタイルと経済計画
人生のプランを披露した純くん。
(詳しくは第2回の家庭科シアターをご覧ください)
まず、ボクシングのチャンピオンになるためには、1億円かかると計算しました。
さて純くん、そのお金はどうやって準備するつもりなのでしょうか?
今回はライフステージごとの経済計画、
つまり、自分の将来にはどれくらいお金が必要なのかを考えます。
家計の一般的な内訳を考えるところから始めましょう。
実際に、家庭の家計はどうなっているのか?具体例を見てみましょう。
高校2年生の斉藤諒(りょう)くんです。
大学生の兄、小学生4年生の弟の3人兄弟。
そして、父、母、祖父と祖母の全部で7人家族です。
お父さんは、自営業で通信関連の施工の仕事をしています。
食べ盛りの3人を抱え家族も多いため、毎日いろいろなお金がかかります。
そんな斉藤家の毎日の家計をきりもりするのはお母さんです。
自分の家が何にいちばんお金を使っているのか、諒くんに聞いてみました。
食費と予想した諒くんでしたが、
お母さんに聞いてみたところ、実際は教育費だそうです。
こちらの家族は、4人家族です。
ご主人はイベント会社を経営していて、小学生と幼稚園のお子さんが2人います。
家計の管理をしているお母さんに聞いてみたところ、
日々、一番かかっているのは住居費だそうです。
しかし、違う場所に住みたくなったら引越しできるように、
これからも賃貸で楽しく暮らしたい!と考えています。
ライフステージによって収入と支出の平均金額も変わってきます。
また、消費支出について見てみると、どの家庭もだいたい費目は共通しています。
1985年から2006年までの消費支出の費目別構成比に注目すると、
最近は通信、交通費が占める割合が増えています。
これは携帯電話やインターネットの使用が増えていることを表しています。
家計というのは、短期的な視野と長期的な視野の両方が必要です。
一般の家庭では「家計の管理」をどうしているのか?見てみましょう。
東京にお住まいの藤本さん一家。
ご主人は技術系のサラリーマン、奥さんは専業主婦、男の子3人の5人家族です。
家計は奥さんが管理しています。
日々の家計のやりくりの方法としては、絶対にかかる教育費や光熱費などを
見込んで、残りのお金を食費や雑費として使っているそうです。
予定外の出費には預金を使うようにしているそうです。
また、将来お子さんが家を出たときには、どこか暖かい場所で2人でのんびりと暮らしたいと貯蓄もしているとのことでした。
本田さん一家、お父さんは会社員、お母さんは専業主婦、お子さんは2人。
家計をやりくりしているのはお父さんです。
最初から細かく考えると大変ですが、収入と支出のバランスをある程度知っておくといいそうです。
家計を管理する上で長期、短期ともに気をつけなければならないことがあります。
例えば、生活設計には、
準備、計画の立案、実施、反省・評価、そしてそれを踏まえたフィードバックの5つの段階があります。
長期的な目標を達成するためにも、中期、短期の目標を設定すること、
そして、その目標を見直し、修正することが必要です。
今回はコナンちゃんの大晦日を紹介します。
今年は実家に帰れなかったというコナンちゃん。
実家からおせち料理などが届きました。
どんな大晦日を過ごしたのか、番組をチェックしてみてくださいね!
以前、コウタくんとコナンちゃんに書いてもらった生活設計の表。
今回は、それに経済計画を加えて、もう一度考えてもらいました。
ライフプランと経済計画を考えるため、
今回はインターネットでできるライフプランのシュミレーションを使います。
このシュミレーションは30代対象のものですが、結婚や子どもの誕生など、コウタくんとコナンちゃんの生活設計を見ても、ちょうど30歳前後の人生が一番騒がしい状態になっています。
そこで、今回はコウタくんとコナンちゃんに30歳の自分をイメージして、
このシュミレーションをやってもらいました。
どんな結果がでたのかは、番組でチェックしてください!
このシュミレーションは以下のサイトでできます。
gooマネー「http://money.goo.ne.jp/」