高校講座HOME >> 家庭総合 >> 第28回 人と住まい
道を歩いていた純くん、絵を描くのが趣味だという大工さんに会いました。
大工さんは、自分が駆け出しの頃建てた家を建て替える工事を
していたのですが…?
住まいは生活のしかたによっていろいろな役割を果たしています。
人はどのように住まいと関わってきたのか、
これからどのように関わっていくのかについて考えていきましょう!
人はなぜ家に住まうのか?
この答えを見つけるために世界の住居を見てみましょう!
人が最初に住まいとしたのは、雨や風を防ぐことのできる自然の洞窟だったと言われています。
その後、自分の手で住まいを作るようになっていったのです。
遊牧民が暮らすモンゴルの草原では、簡単に組み立てられるゲルという家があります。
カナダの北部では、イグルーという氷の家があります。
イエメンの砂漠地帯には、乾燥した土でできた高層ビルが立ち並んでいます。
そして日本の岐阜県白川村には300年前から変わらない合掌造りと呼ばれる住まいが
あります。
人には食事や睡眠、休息が必要です。
それらを安心して行い、快適に生活できることが住まいの基本的な機能です。
住まいは気候や風土、生活の形態に合わせて、
生活の基本を守るために世界中で発展してきたのです。
人の生活や社会は、以前に比べて複雑になっています。
それに合わせて、住まいに求める機能も多様化しています。
そこで、コナンちゃんが日本の住まいの歴史について取材に行きました!
コナンちゃんがやってきたのは集合住宅歴史館。
日本の集合住宅がどのように発展してきたのかを伝える博物館です。
博物館の中に、実際に人が住んでいた6つの住宅が移築されています。
戦前の集合住宅から近代住宅まで、
今回は集合住宅歴史館の野原亜沙子さんに教えていただきました。
住まいは、生活習慣の変化や住む人のライフスタイルなどによって、
時代ごとに変わり続けています。
番組で確認してみてくださいね!
コナンちゃん、今回は自分らしい住まいづくりに挑戦します!
洗面所にある棚の上のスペースに注目したコナンちゃん。
どんな利用方法を思いついたのでしょうか…?
生活しやすい住まいの答えはひとつだけではありません。
人それぞれ個性に合わせて考えると、よりよい住まいになるのではないでしょうか。
番組では、コウタくんとコナンちゃんに夢のマイホームを考えてもらいました。
コウタくんのジャングルライフに、コナンちゃんのセレブライフ。
みなさん、番組をチェックしてみてくださいね!
さて、現実に家を建てるときには、法律や経済面、立地条件など、さまざまな
問題を解決する必要があります。
今回は、いろいろな制限を乗り越えて自分が理想とする住まいを作った人を紹介します!
今回伺ったお宅。土地は三角形、広さ約10坪の小さな土地に建っています。
しかし、この住まいにはオーナーの夢が詰まっているのです!
この家を建てられたのは大口宗利(おおぐち そうり)さん。
1階は骨董店の店舗、2階が住居になっています。
随所に工夫が凝らされていて、地下室もあります。
住み心地は快適で100%満足!という大口さんのお宅です。
番組の最後に、その他の世界の住まいを紹介しています。
ぜひ、ご覧ください!