高校講座HOME >> 家庭総合 >> 第26回 自分らしく着こなす
「自分らしい服」を探しに洋服屋へやってきた純くん。
あやしいファッションの店員に「似合う!君らしい!」とおだてられ、
言われるがままに服を買わされそうになりますが・・・?
衣服は、着る人の個性や感性を表現します。
流行を取り入れたり、好きな服を着たりと、楽しいものです。
今回は、上手に自分らしく着こなす方法を学びましょう。
個性とは?と聞かれ、「オリジナリティ」「他人とは違うこと」と答えたコナンちゃん。
では、流行とは?と聞かれ、「多くの人がしていること」と答えました。
ということは、個性と流行は相反するもの?
流行を取り入れながら個性を出すには、どうしたらいいのでしょうか?
番組のスタイリストの方に「プロの考え」を聞いてみました。
高校講座「家庭総合」の出演者の衣装を毎回手がけている、ファッションスタイリストの佐藤友美さん。
佐藤さんによると、「個性と流行は連動している」と言います。
いったい、どういうことなのでしょうか?
実際に佐藤さんの仕事のようすを見ながら、個性と流行を上手に融合させる「技」を教えてもらいました。
その方法とは・・・?
ぜひ「動画を見る」で番組を見てチェックしてみてくださいね!
衣服はおもに「色」「素材」「形」の要素からできています。
この3つの要素を上手に組み合わせることが、コーディネートのコツです。
とくに「色」は人に与える印象が強く、大切な要素です。
衣服の色を考える場合、「色相」「明度・彩度」について知っておくと役立ちます。
色相とは、赤、黄、青といった違いのことです。
明度・彩度とは、色の明るさや濃さです。例えば、赤い色の明度を高くして明るくし、明度を低くして薄くすると、淡いピンク色になります。
このように、色相、明度・彩度の組み合わせによってさまざまな色ができます。
では、プロのスタイリストは色の特徴をどのように生かしているのでしょうか?
「家庭総合」出演者のファッションスタイリストの佐藤友美さんとスタッフに、
コナンちゃんの新しい衣装を考えてもらいました。
テーマは「家庭総合」と「コナンちゃん」。
さまざまなイメージを出しあい、服の色や形を考えます。
佐藤さんは、色相や明度・彩度を考えながら、上手にデザインしていきます。
そして、イメージをそのまま表現するために、今回は全てすべて手作りすることにしました。
どんな衣装ができるのでしょうか?発表はスタジオで!
さらに、佐藤友美さんが「誰でもできる、着こなし術」を紹介してくれます!
それは、次の4つです。
(1)スリムに見せる着こなし
(2)背を高く見せる着こなし
(3)顔を小さく見せる着こなし
(4)肩幅を狭く見せる着こなし
ぜひ「動画を見る」で番組を見てチェックしてみてください。
自分らしく着こなす方法を学んだコナンちゃん。
実生活で役立てているそうです。
いったいどんなことかな?
ポイント3つめ「衣服を作ろう」は、高橋靖子先生の学校、都立忍岡高校からお送りします。
今回、生活学科の生徒たちがTシャツ作りをするということで、コナンちゃんも挑戦しにやってきました。
デザインを考え、採寸、型紙の準備、裁断、本縫い、仕上げ、とアイデアを凝らし、
個性豊かなTシャツができました。
みなさんも一度は自分で作ってみてはいかがでしょうか?
番組の最後では、「手縫いでできる小物作り」を紹介しています。
今回は、ちょっとした物を入れて持ち運びするのに便利な「袋」の作り方を紹介ます。
【必要なもの】
ハンカチ・・・1枚
丸ひも・・・60cmを2本
糸
皆さんも、ぜひやってみてくださいね!