高校講座HOME >> 家庭総合 >> 第15回 ライフサイクルと生活設計
純くん、占い師に将来を占ってもらうことにしました。
占いの結果「きちんと生活設計をするように」と言われました。
そこで純くんが将来なろうと決めたものは…?
今回はNHK学園高等学校にやってきました。
ここは通信制の高校で、生徒の皆さんは高校講座を使って勉強しています。
さて、みなさんも自分の将来について気になりますよね?
今回は自分たちのこれからのことを考えていきましょう!
最初に、コウタくんとコナンちゃんに自分の10年後をイメージしてイラストを描いて
もらいました。
コウタくんの10年後は「グローバル」
コナンちゃんの10年後は「ウェディング」
描くことで、自分が今何を求め、何を考えているのかを見つめることができます。
高校生のみなさんにとって、今いろいろなことを考えて、その後どうなっていくのか
不安があるかもしれません。
ここでは、高校時代にいろいろ考え、社会人になり、一生懸命生きている人を紹介します!
埼玉大学・河村先生の研究室に訪ねてきたのは葛城百合恵(かつらぎ ゆりえ)さん。
かつて、河村先生が高校で教えていたときの生徒です。
高校を卒業してから5年以上が過ぎた葛城さんに、
高校生の頃の自分と、今の自分について話を聞きました。
もともと福祉に関心があった葛城さんは、河村先生と出会って、
より深く学ぼうと思ったそうです。
大学は福祉系の学部に進学し、福祉のエキスパートへの道を進んでいきました。
就職先は、福祉施設ではなく社会貢献活動を積極的に行う大手スーパーに決めました。
一緒に学んできた仲間の多くが福祉施設に就職する中の決断でした。
しかし、介護を必要としている人、介護する人、関係のない人、の3者をつなぐような仕事をしたい
という思いは変わらないという葛城さん。
就職して2年。自分の生き方に対する自信も生まれてきたそうです!
人生80年時代、人生をどう生きるか考えてみましょう!
NHK学園高等学校で学ぶ3人の生徒にも一緒に考えてもらいました!
これまでの人生、そしてこれからの人生の設計を1枚の紙に書き込んでいってもらいます。
(第2回でコウタくんとコナンちゃんが書き込んだあの生活設計表です!)
協力してくれたのは、
追崎雅賀(おいさき まさよし)さん、28歳。
普段はパンの研究所でパン作りを教えたり、材料の研究などをしています。
笠井勇吾さん、17歳。
病気のため全日制の高校を辞め、通信制のNHK学園に入りました。
江端久子さんは、なんとお孫さんもいるという高校生です!
子育て、仕事に区切りをつけて、改めて勉強に挑戦しています。
年齢も背景もバラバラな3人。
どんな生活設計が出てきたのか、番組でチェックしてみてくださいね!
夏場はついつい冷蔵庫の開け閉めが多くなりがちです。
今回はコナンちゃん、冷蔵庫の節電対策を考えました。
用意するのはビニールシート!
冷蔵庫から物を出し入れしたときに逃げる冷気を最小限に抑える工夫、
みなさんも試してみませんか?
あなたは何を大切に生きたいですか?
ここでは夢の実現を目指す若者を紹介します。
長野オリンピックの会場だった「ボブスレー・リュージュパーク」でスケルトンという競技の
強化合宿が行われています。
スケルトンは頭を前にしてそりに乗り、氷のコースを時速100キロメートル以上の
速さで滑り降りる競技です。
今回紹介するのは、この競技で冬季オリンピック出場を目指している近藤圭佑さんです。
国際大会では上位入賞も果たし、10人のオリンピック強化指定選手の1人に選ばれました。
指定選手に選ばれても練習にかかる費用は自分で賄わなければなりません。
今回の合宿も参加費は選手の自己負担です。
今、近藤さんは費用捻出のためのアルバイトを続けながら、スポンサーを探しています。
近藤さんにも生活設計表を書いてもらいました。
オリンピックに出て、メダル獲得。
その後はスポーツ選手を支える仕事に就きたいそうです。
近藤さんは今、将来に備えて埼玉大学でスポーツ栄養学などの勉強をしています。
スポーツの神様が近藤さんに微笑んでくれるといいですね!
学校家庭クラブとは、家庭科の学習を発展させて家庭や地域に生かそうという活動です。
生活の中から課題を見つけて改善したり、地域の問題に取り組んだりと内容はさまざまです。
毎日の生活の中には「家庭科」がたくさんあります。
皆さんも生活の中で「家庭科」を生かしてみてはいかがですか?