LAS小説中編「NERV総司令・碇ゲンドウの憂鬱、碇シンジの奮起」を公開しました。2011-09-29 Thu 00:00
作品はこちらで読む事が出来ます。
http://ncode.syosetu.com/n8735w/ はじめに、完結した新世紀エヴァンゲリオン作品へのご声援ありがとうございます。 私は空の軌跡連載を重点的に更新していたのですが、エヴァ中編作品を書きたいと言う気持ちがたまっていたので、お礼も兼ねて短期集中新連載を始める事に致しました。 この作品のプロットの元ネタとなったのは、私の父です。 私の父親は土木工事関係の仕事をしていて、気性が荒く、口が悪い。 中学生の頃から休みの日は仕事を手伝わされたりしたのですが、「馬鹿」など言われた事があっても、ほとんど褒めて貰った記憶がありません。 ですが、今年の夏はとても暑かったこともあり、父が仕事先で体調を崩してしまいました。 今まで健康で病気もして来なかった父なので、余計に気が弱くなったのでしょうか。 初めてこの前「ありがとう」と小さな声で私にお礼を言ったのです。 この出来事で私は大人になっても親になっても人は弱い生き物なのだと感じました。 もし弱い面をシンジに見せることができたら、シンジとゲンドウの関係はどのように変わっていたのかを作品のテーマにしてみました。 書き始める前は本編の設定そのままで、ゲンドウをデレさせて見たかったのですが、少しアスカの家族構成など設定変更をしました。 終盤はこの伏線を使って、短編では表現しにくいと感じたLAS小説を書いて行きたいと思います。 最初の予告と違い、冬月さんとリツコさんが空気的な存在になってしまってすいませんでした。 ゲンドウとシンジがお互いに歩み寄ったり、ゲンドウとミサトがラブラブになってしまう展開の話です。 第1話~第5話は状況説明と伏線、第6話、第7話は碇親子のフラグがメインで、第8話以降はLASメインです。 短編だとそれまでの積み重ねが無いために読者の方を引き込む事が難しいというものを感じていました。 ※長くなったので、各話に関する後書きは追記に致します。 第二話公開しました。 シンジもゲンドウもなんか性格が少し変になってきました。 展開が遅すぎる、このままじゃ中編にならない気がします。 でも途中をすっ飛ばして何とかまとめたいと思います。 第三話公開しました。 今回は綾波レイの1人称で話を進めてみました。 時間軸はTV版の第1話から「アスカ、来日」辺りぐらいまでですね。 淡々と進みましたが書きたい場面はゆっくりと濃い描写をしていきたいと思います。 次回はアスカを加えた葛城家(碇家)の生活を書いていきたいと思います。 第四話公開しました。 アスカとシンジの出会いのエピソードを詳しく書いたら、碇家の生活が書き切れませんでした。 次回も少しだけ日常生活が続きます。 時間軸的には「アスカ、来日」から「瞬間、心、重ねて」の直前。 ほとんど進んでいないことになりますね(汗) アスカの1人称で文章を書くのは久しぶりですが、楽しいです。 この連載自体、溜まっていたストレスを発散しようと書いているようなものですけどね。 第五話公開しました。 シンジ視点で書いたので少し時間が巻き戻ったりしています。 イロウルとかレリエルとか登場すらしない使徒がいたりします。 使徒との戦いは詳しく描かず、心理描写に重点を置きました。 次回からは前半ののんびりしたノリとは違ってシリアスになります。 TV版アニメエヴァも前半の人と後半の人で脚本が違い、作風の印象が変わって戸惑ったと個人的に思います。 第六話公開しました。 シンジ視点が続きます。 加持さんが最初で最後の大活躍。 シンジ達がバンドを組むと言う話は伏線を前もって組めなかったのが残念。 原作ではカヲルを使徒としてせん滅させる事に葛藤したシンジですが、今回はゲンドウを信頼し潔く決断します。 そのシンジの姿にゲンドウも心を打たれた様子。 そして次回いよいよゲンドウが動きます。 ミサトとの関係も急接近です。 第七話公開しました。 初の挑戦となるゲンドウ視点。 ゲンドウが誰かを優しく慰める場面は書いた事が無いので難しかったです。 ミサトも思いっきりゲンドウに甘えさせると言うのも違和感がありますし。 父親の影を追い求めている設定を使えなかったですね。 リツコとゲンドウの恋愛模様を描くのも苦労させられました。 作者の私自身の性格はツンデレではないので、ツンデレな人間の気持ちを想像して書くしかありません。 「何で相手に直接気持ちを伝えないのか」と質問できるはずもありませんからね。 戦略自衛隊が攻めて来る場面については、設定が次々と浮かんで来て楽でした。 最後のゲンドウとの会話の場面はアスカ派の私でも、レイがどんな可愛い顔をしているのか脳内妄想しています。 原作のEOEとは正反対なレイの笑顔を妄想出来たので、ここまで連載を続けて良かったなと思います。 熱い展開になって来たので、次回の話を書くのが自分でも楽しみです。 自分の読みたい物語を書いてみると言う原点に帰れた気がします。
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