みなさまの製品づくりのお役に立てる新しい機械を開発いたしました。ぜひご覧ください。

ばれいしょ内部障害
検査装置


詳しくはカタログをご覧ください。
ばれいしょ内部障害検査装置カタログはこちら


―じゃがいもの「内部障害」―
じゃがいもには中心空洞などの品質障害が起こることがあります。
収穫量の数パーセントは生じるといわれていますが、近年まれにみる天候不順により、高温多雨などが原因による「内部障害」がかなりの割合で生じています。
「内部障害」で品質や味に問題はないのですが、スライスしたときの見た目の問題や、空洞部分を取り除く手間がかかります。
切ってみなければわからない空洞などの内部障害ををセンサーで発見できる装置をご紹介します。

ばれいしょ内部障害検査の様子を下記よりご覧いただけます。




「状態」を測定する

●果実・野菜等の「測定」には、測定機器を用いて値を求めることが出来る測定(糖度など成分の量)と、測定機器で値を求めることが出来ない状態の程度(空洞や褐変などの度合い)があります。
●「状態の程度」を測定するには、目視判定による点数が実測値として用いられ、基準となる点数づけの方法の確立により測定します。。
●この内部障害検査装置では、細かなデータ収集と独自の解析方法により、微小な障害・空洞を検知します。

 

計測のしくみ

@馬鈴薯に光をあてる
  ↓
A馬鈴薯の中を光が透過する
  ↓
B透過光を
特殊高感度CCDに集める
  ↓
CCCD光を分光器にあてる
  ↓
D光を分光し、センサーでとらえる
  ↓
E数値化し計測
   
 馬鈴薯に光を照射中    内部検査装置モニター

従来装置との違い

この空洞検査装置の一番の特徴は、特殊高感度CCDを採用(一般CCDの10倍の感度)。
1スキャン 5〜10msec(1msec=1/1000秒)の高速測定を行います。
1サンプル数回の測定が可能なので、MRIやCTスキャンに近い測定が可能です。
 
 従来の装置 @一般ラインセンサーや一般CCDを採用
Aセンサー自体の感度能力を演算処理にて補正するためノイズが多い
Bいびつな形状などからくる外部反射光の影響
C計測部と制御部の分離により故障時の対応が困難
 
 新 装 置 @特殊高感度CCDを採用
 表面入射CCDより10倍高感度
A独自の解析方法
 センサー自体が高感度であり、細かなデータ収集・独自の解析方法で検知
B外部からの反射光をカッ
 馬鈴薯を透過する光だけをクリアーに受光し、外部からの反射光をカット
C操作とメンテナンス性が向上
 計測部と制御部のユニット化により、遠方でも手元でも操作が可能。またメンテナンス性も向上
 内部障害と判定されたじゃがいも
 

高性能な選別システムが可能に

 内部障害検査装置と同時に、カメラ選別機(形状選別機)やブラシ式サイザー(段違いロールブラシによる選別)等を組み合わせることにより高性能なばれいしょ選別システムが実現できます。  

このほか「洗浄・選別・梱包」まで行えるラインシステムも対応しております。


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