北海道農業施設協議会　性能試験　（2008.4.2、2008.10.10〜11）

食品流通技術研究室では、『北海道農業施設協議会』から委託を受けて、北海道に新たに導入される、農業施設で用いられる様々な機械の性能試験を実施し、導入、普及、利用上の参考となるデータを提供しています。

2008年度には、『種籾温湯殺菌装置』『軟X線を用いた馬鈴しょ塊茎内部空洞判定機』の性能を調査しました。

この性能調査には主として研究室の3年生が参加しますが、一部は4年生の卒業論文研究のテーマとしても採用し、レポートにまとめています。

農業の現場を体験して実践的な経験をすることは、日頃のゼミ活動で培った知識をさらに深め、勉学意欲を高めることに繋がります。今現場ではどのような技術が必要とされているのか、それを解決するためにはどのような手法でアプローチするのか、経験を通して学びます。

内部空洞が検出された馬鈴しょの軟X線画像

内部空洞が検出された馬鈴しょの切断面

実験風景