岩手のがれき約1千トン、東京都が受け入れへ
読売新聞 9月28日(水)22時24分配信
東日本大震災で生じた大量のがれきについて、東京都は28日、11月までに岩手県内のがれき約1000トンを受け入れると発表した。
環境省によると、被災地の大量のがれきを、近接していない自治体で処理するのは初めて。都は今年度末までに同県のがれき約1万1000トンを引き受け、13年度末までには岩手、宮城両県のがれき約50万トンを受け入れる方針。こうしたがれき処理の広域連携は今後、拡大するとみられる。都は30日に岩手県と協定を結び、10月から受け入れを始める。
今回、受け入れが決まったがれきは同県宮古市などから出たもので、10月〜11月にかけて鉄道などで都内に運ばれ、焼却などの中間処理をした後、埋め立てる。東京電力福島第一原子力発電所事故の影響も懸念されることから、現地と都内で放射能検査を実施する。同県による9月の検査では、焼却灰は1キロ・グラム当たり133ベクレルを検出している。環境省が通常の埋め立て処分を可能とする同8000ベクレル以下だった。
環境省によると、被災地の大量のがれきを、近接していない自治体で処理するのは初めて。都は今年度末までに同県のがれき約1万1000トンを引き受け、13年度末までには岩手、宮城両県のがれき約50万トンを受け入れる方針。こうしたがれき処理の広域連携は今後、拡大するとみられる。都は30日に岩手県と協定を結び、10月から受け入れを始める。
今回、受け入れが決まったがれきは同県宮古市などから出たもので、10月〜11月にかけて鉄道などで都内に運ばれ、焼却などの中間処理をした後、埋め立てる。東京電力福島第一原子力発電所事故の影響も懸念されることから、現地と都内で放射能検査を実施する。同県による9月の検査では、焼却灰は1キロ・グラム当たり133ベクレルを検出している。環境省が通常の埋め立て処分を可能とする同8000ベクレル以下だった。
最終更新:9月28日(水)22時24分
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