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デモは出会いの場と化した!!? フジTV抗議デモ主催者に女性トラブル続発中
2011年09月27日
巨大掲示板「2ちゃんねる」を中心に広がった、フジテレビの韓流ゴリ押しに抗議するデモ活動。東京・お台場のフジテレビ社屋周辺や、フジの主要スポンサーの一つである花王の本社前などでデモ活動が展開され、海外メディアにも取り上げられるなど注目を集めている。
ところが、デモの運営側に女性絡みのゴタゴタが相次いで発生するという事態が起きている。9月19日、主催者の男性がデモで知り合った女性と結婚を前提に交際していることを自身のブログで告白。「今まで色々な活動で男女間の問題が活動自体の障害になってしまった例を見たり聞いたりしているので、この様な事になった自分にはもう表舞台に立つことは許されない」として、デモの主催から降りることを宣言した。
デモの主催は別の人物に引き継がれたが、今度は新主催者が恋人がいる身でありながらデモで知り合った女性と浮気をしていたことが発覚。女性の書き込みによると、女性側から主催者に近付いたらしく、当初は彼女がいることを理由に断っていたが、程なくホテルに何度も行く仲になったという。
この女性は、自分から誘ったのだから主催者は悪くないと擁護するような発言をしているが、ネット上で関係を暴露するというのは明らかに逆効果であり、デモを支持するネットユーザーの間からは「花王の工作員が仕掛けたハニートラップだ」との陰謀説まで上がっている。
主催の男性は自身のツイッターなどで謝罪を表明し、次回デモを新運営に引き継いで表舞台から身を引くことを宣言した。
1970年代の学生闘争でも、組織内での男女のゴタゴタはつきものだった。「運動に加わればモテる」という理由で学生闘争に身を投じた男子学生も少なくなかったといわれる。右と左の違いこそあれ、フジ抗議デモにおいても同じようなゴタゴタが繰り返されているといえるだろう。
フジテレビ抗議デモはネット右翼(ネトウヨ)が中心となったデモといわれるが、意外にも参加者に20~30代の女性が多いことも、色恋沙汰を引き起こす原因となったと見られる。そして、同じ目的を持ったサークル内において、実力者の男性に引かれる女性が一定数いるということも大きい。あさま山荘事件で知られる「連合赤軍」のマドンナ・永田洋子も、恋人だったメンバー・坂口弘を捨てて、リーダーの森恒夫に乗り換えたことは有名だ。
もちろん、そういった女性ばかりではないが、このタイプの女性が確実に存在することも事実。デモの主催などの要職に就けば、どんな男性でもモテるようになると言っても過言ではないだろう。特に若い女性が多いフジテレビ抗議デモは、格好の「出会いの場」「婚活の場」になる。「テレビの内容が気に食わない」という情けないきっかけで発生したフジTV抗議デモだが、出会い系に変貌することで少子・晩婚化が叫ばれる日本の役に立っているとすれば、非常に有意義なデモといえるだろう。(佐藤勇馬)
参考リンク:フジテレビ抗議デモ実行委員会 公式ブログ
http://fuzitvkougi.blog.shinobi.jp/
佐藤 勇馬
フリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、WEBや雑誌などでネット、携帯電話、芸能、事件、サブカル、マンガ、宗教問題などに関する記事を執筆している。媒体によっては、PN「ローリングクレイドル」で執筆することも。今年1月に著書『ケータイ廃人』(データハウス)を上梓。 Twitterアカウントは @rollingcradle