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森トラスト、ロイヤルホテル株を一部売却しリーガロイヤルホテル（大阪）の土地を取得

株式会社ロイヤルホテルとの資本業務提携並びに
固定資産の取得に関するお知らせ


　森トラスト株式会社（本社：東京都港区　社長：森　章、以下「当社」）は、本日、株式会社ロイヤルホテル（本社：大阪府大阪市北区　社長：川崎　亨、以下「ロイヤルホテル」）との間で締結中の資本業務提携契約を見直し、新たな資本業務提携契約を締結するとともに、同社及びその子会社が保有するリーガロイヤルホテル（大阪）の土地を、関電不動産株式会社（本社：大阪府大阪市北区　社長：篠丸　康夫、以下「関電不動産」）とともに取得することに合意いたしましたので、お知らせいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

１．資本業務提携の理由
　当社とロイヤルホテルは、「株式会社ロイヤルホテルとの資本業務提携について」（２００６年４月２８日公表）に記載のとおり、同社の財務体質強化及び戦略的な設備投資等における協力関係を構築してまいりました。
　このたび、（１）競争の激化するホテル業界の中で、関西の歴史あるトップホテルブランドであるロイヤルホテルブランドの拡大・発展を目指すこと、（２）高級ホテルを複合した都市開発を行う森トラストの事業ノウハウをより有効に活用すること、（３）創業以来の支援者である関西財界各社との協力関係を強化すること、を目的として戦略の再構築を行い、新たな資本業務提携契約を締結することにいたしました。
　今後は、リーガロイヤルホテル（大阪）の再開発を具現化し、同ホテルの所在する中之島西地区の価値向上に貢献できるよう、同エリアに拠点を有する関電不動産とロイヤルホテルの３社で再開発計画を推進してまいります。
　併せて、当社が保有するロイヤルホテルの株式の一部を、既存株主を中心とした関西財界各社に譲渡し、それにより同社は関西財界とのさらなる協力関係の強化を行うことができると考えております。


２．新たな資本業務提携の内容
（１）再開発事業に向けた協働
　当社及びロイヤルホテルはリーガロイヤルホテル（大阪）の土地（以下「本件土地」）における新ホテル建替えを含めた再開発事業（以下「再開発事業」）について、１０年後の実現を目指し、検討・協議してまいります。また、中之島西地区に拠点を有する関電不動産とも協働して推進することで、中之島西地区の価値を高められる再開発を目指してまいります。なお、当社並びに関電不動産及びロイヤルホテルの３社で「開発事業に関する覚書」を締結し、再開発事業の検討・協議のため、３社の諮問機関として委員会を設置いたします。

（２）固定資産の取得
　再開発事業の実現に向けて、ロイヤルホテル及び同社の全額出資子会社（株式会社アール・ピー・ビルディング（以下「ＲＰＢ社」））が保有する本件土地を関電不動産と共同で取得いたします。本件土地には事業用定期借地権（期間１０年間）が設定され、ロイヤルホテルがホテル運営を継続し、再開発後もホテル事業を継続・発展させていくことを目指してまいります。

　※取得概要は添付の関連資料を参照

（３）株式の一部譲渡及び継続保有
　当社は、ロイヤルホテルが、創業以来の支援者である関西財界各社との協力関係をより強化していくことを目的に、当社が保有する同社株式の一部を、安定株主として長期保有する意向を示されたアサヒビール株式会社、サントリーホールディングス株式会社、関電不動産、大阪瓦斯株式会社、株式会社竹中工務店、及び銀泉株式会社に譲渡することについて譲渡先各社と合意いたしました。

　当社は、ロイヤルホテルの株式の一定数を引き続き継続保有し、本件土地と中之島西地区の価値向上を目指すパートナーとして協働してまいります。

　※以下、詳細は添付の関連資料を参照

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