『プロ』の情熱に触れて・・・

 さる6/2(火)、石川ミリオンスターズの4選手が米丸小学校にやってきました!これは、ミリオンスターズが所属するBCリーグが提唱する「地域貢献」のうち、「夢と感動の架け橋プロジェクト」の一環として行なわれたものです。

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 当日はまず、「朝のあいさつ運動」からスタート。4選手はもちろん、あいさつ当番である6-1の子どもたち、運営委員会の子どもたち、有志の子どもたち、職員、更には大勢の育友会の方々までがズラリと並び、玄関前にさわやかな挨拶が響きます。挨拶をしながらも、子どもたちは選手の腕にぶら下がってみたり、手を握ってみたりする中でプロの「オーラ」を体感し、大興奮!

  続く1~2限目は、6年生の「総合」の授業の一環として、4選手の技術と人間性に触れる時間です。6年生の「総合」は、「自分探し・自分作り」をテーマとし、自分のあこがれ・夢や、様々な職業に対する造詣を深める活動を行なっています。その中で、まずはプロ野球選手の「技術」を目の当たりにし、あこがれや尊敬の念をもってもらうことにしました。

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 選手同士のキャッチボールです。球が速い!少年野球のピッチングレベルがようやくウォーミングアップのようです。

 

 

 

 

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 続いてピッチング。ミットから快音が響きます。MAX152km/hとのことで、球が目で追えないほどです。バッターボックスに立ってみた宮下先生もタジタジです。

 

 

 

 

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  遠投の実演では、外野からのバックホームに相当する100m近い距離を、しかも正確に返球する様子に感心しきりでした。スポーツテストのソフトボール投げでは、6年生でも50数mが最高記録でしたので、そのすごさは子どもたちにも容易に伝わったようです。

 

 更に、打球の処理。ノックを受けて、拾った球を即座に返球するその素早さは、わかりやすい驚きでした。

 そしていよいよ、子どもたちとの交流です。キャッチボールをしてもらう子、試合や練習で実際に使用しているバットを振らせてもらう子、握手や質問をする子、皆それぞれに親睦を深めつつ、大いに楽しんでいました。最後はクラスごとに記念撮影までしていただき、1限目が終わりました。

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  さて、野球の技術からたっぷり感銘を受けたところで、2限目は4選手の人柄に触れる時間です。どの選手も「夢を持つこと」「あきらめず夢に向かうこと」「初心を忘れないこと」の大切さを話してくださり、いずれも子どもたちの心に深く残ったようです。

 

  

 その中でも私が印象深かったのは、「あいさつ・返事・感謝などの礼儀の大切さ」の話です。曰く、これらを大切にしない者は絶対に良い印象を持たれない。監督・コーチや先輩に様々なことを教えてもらわねばならないその中で、良く思われない者は決して結果を得ることはないとのお話でした。「あいさつ」を前面に押し出してはいれども、いまひとつ子どもたちにその「意味」「理由」が浸透していない気がしていましたが、これを聴いて大変スッキリした思いで子どもたちと話し合うことができました。

 今回は、子どもにとっても教師にとっても大変良い機会となったことを感謝しています。石川ミリオンスターズとその関係でご尽力くださった方々、本当に有難うございました。(6-2担任 宮岸 記)

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