集会を開く場合は、集会の許可もとらなくてはなりません。
とは言っても、デモ申請と集会申請は、同じ用紙なので、手続き上は難しい事はありません。
集会を開く事の問題は、「集会OK」という場所を借りなくてはいけないので、
デモコースの選択肢が減り、費用が発生したりする事です。
「デモの事前ミーティング」なら「集会」にはならないので、私達は「事前ミーティング」を行いました。
(これに関しては、当日来ていた警察からは何も言われませんでした。)
ただ、「事前ミーティング」をあまり凝ったものにすると、「集会」と見なされる可能性があります。
私としては、「デモの事前ミーティング」にとどめ、コースの選択肢を広げる事を薦めます。
申請書類の作成
- デモ決行日の数日前(遅くとも72時間前までに)、もう一度警視庁に出向き、書類作成を行います。
そうそう、印鑑を絶対に忘れないでね(三文判でOK。印鑑証明不要)。
- この段階では、警察内での調整はほとんど済んでいて、その結果を書き込むだけです。
この時までには、人数を申告出来るようにしておいてね。
(因みに内政干渉デモでは、40人でも100人でも言い訳が出来る様、70人と申告しました)。
-
申請書類は、「申請書」「コース地図」を一組として、三組作ります(カーボン紙を使用)。
申請書の書き方は簡単では無いので、申請者は警察の説明を聞きながら、文字を書いていきます。
コース地図は、警視庁で作成してくれます。
- 書類が出来たら、「集合場所を管轄している警察署」に、申請者が自ら持っていきます。
(コースが複数の署に跨る場合でも、一つの署に持っていけばOK。どこの署かは警視庁が教えてくれます)
警察署では、書類にミスが無いかをチェックしたら、とっとと帰されます。
許可が下りる
- その後、デモ決行一日前までに、警察署から電話がかかってきて、書類を取りに来るように言われます。
この時も印鑑は忘れないでね。
- 再び警察署に行くと、作成した三部のうち、一部が手渡されます。
これは、デモ当日、警察官から要求があったら、いつでも提示しなくてはいけません。
- デモ許可に付隨して、「デモ許可の条件」という紙切れが渡されます。
ここに書いてある内容で大事なのは、「隊列を何列にするか」という事だけ。
他は、ジグザグ行進をするなとか、牛歩歩みはやめろとか、そんな事ばかりです。
その後
これでもう手続きは終わりです。
当日、警察がやってきて、またまた名刺交換をする事になるので、名刺を忘れない様に。
デモが無事終了したら、御礼の葉書を出しましょう。