<阪神大震災>再建基金230億円ムダ 会計検査院調査
毎日新聞 9月28日(水)2時32分配信
阪神大震災の被災住宅再建を支援するため国の補助金で兵庫県が外郭団体に設置した基金が約230億円も活用されず積み残されていることが、会計検査院の調査で分かった。兵庫県は、事業が終わる13年度末まで返還する義務はないが「東日本大震災の復興に使ってほしい」とほぼ全額を国庫に戻す意思を示しているという。
関係者によると、返還されるのは兵庫県住宅建築総合センターに設けられた被災住宅再建対策基金。95年に国の補助金で設置され、住宅金融支援機構の融資を受けて住宅を建て替えたり購入したりした被災者に、年利2.5%超から3%以下の部分の利子分を5年間補助する制度に使われ、これまで約1万2000件の利用があったとされる。
検査院は今年、都道府県の基金を調査した結果、この再建対策基金が設置された数年後に2.5%を下回る低金利になったため利用が激減し、10年度末で約230億8000万円残っていることが分かった。
兵庫県は東日本大震災の復興協力のため返還する意向を示したという。兵庫県は「国と調整中なのでコメントは控えたい」、補助金を所管する国土交通省も「調整中で答えられない」としている。【桐野耕一】
【関連記事】
【写真ドキュメント】阪神大震災
<大震災半年>被災小中学校、本格再建めど15% 国の補助不備−−129校調査
<東日本大震災>被災企業、手軽に応援 個人が出資、1口1万円 「ファンド」人気
<地震保険>東日本大震災:支払い1.2兆円 損保協会見通し、「阪神」の約15倍に
<地震保険>東日本大震災:その日への備え:高まる連発リスク
関係者によると、返還されるのは兵庫県住宅建築総合センターに設けられた被災住宅再建対策基金。95年に国の補助金で設置され、住宅金融支援機構の融資を受けて住宅を建て替えたり購入したりした被災者に、年利2.5%超から3%以下の部分の利子分を5年間補助する制度に使われ、これまで約1万2000件の利用があったとされる。
検査院は今年、都道府県の基金を調査した結果、この再建対策基金が設置された数年後に2.5%を下回る低金利になったため利用が激減し、10年度末で約230億8000万円残っていることが分かった。
兵庫県は東日本大震災の復興協力のため返還する意向を示したという。兵庫県は「国と調整中なのでコメントは控えたい」、補助金を所管する国土交通省も「調整中で答えられない」としている。【桐野耕一】
【関連記事】
【写真ドキュメント】阪神大震災
<大震災半年>被災小中学校、本格再建めど15% 国の補助不備−−129校調査
<東日本大震災>被災企業、手軽に応援 個人が出資、1口1万円 「ファンド」人気
<地震保険>東日本大震災:支払い1.2兆円 損保協会見通し、「阪神」の約15倍に
<地震保険>東日本大震災:その日への備え:高まる連発リスク
最終更新:9月28日(水)11時46分
ソーシャルブックマークへ投稿 1件
この話題に関するブログ 1件
関連トピックス
主なニュースサイトで 阪神淡路大震災(1995年1月17日) の記事を読む
この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます
- 誠意持っても…襲われた大阪市バストラブル担当(読売新聞) 9月26日(月)15時42分
- 解約5万9000件=地デジ移行で―NHK(時事通信) 9月27日(火)18時35分
- <自動車保険>事故起こした運転者は3年間値上げへ(毎日新聞) 9月26日(月)20時45分
- 刺された大阪市バストラブル担当、搬送先で死亡(読売新聞) 9月26日(月)17時44分
- <ニュートリノ>「衝撃的な結果」名大准教授ら講演写真(毎日新聞) 9月26日(月)14時14分