皆さん本、読んでますか?皆さんのお子さんは、本読んでますか?「活字離れ」なんて言われていますが今週は、文章を読む力、文章を理解する力、そして、言葉を使って自分を表現する力!そんな「国語力」を身につけることができる塾を、今日は取りあげたいと思います。

ジョージ「『国語専科教室』・・・名前を聞いたことある人いる?最近、よくメディアで取りあげられている塾なんですが、恵比寿を中心に、東京近郊で4教室、大分や高知にも展開している塾で、口コミで広がって、入塾するのに1年以上待っている子供もいるという人気なんだって!
今日は、この塾を主宰している、塾長の工藤順一さんにお話を聞いてみました!いま大人気のこの教室、いったいどんなことをするんでしょうか?」

工藤「学年によってすることは違いますが、3〜4年生では、4コマ漫画の「コボちゃん」を読んで、その漫画を見てない人にもそれを説明する文章を自分で作ってもらいます。子供たちは喜んでやりますよ!今の勉強は試験とか受験とかがあるからしかたなく勉強してる。「外発的な動機づけ」。
うちが重視してるのは「内発的な動機付け」なんです。それが面白いからやる、というように本を読ませる。ではなく、面白い本なら隠れてでも子供は読みますからね。「はしか」にかかったように本にハマる経験を、1回は読書にもってほしい。そういう体験が小学校のうちにあるかないかで、結構ちがうと思いますよ。」

ジョージ「国語力をつけるためには、まずは「読書」!沢山の本を読むことで、言葉の力が身に付いてくるんですね。なるほど〜。さて、10年前までは、普通の進学塾をしていた工藤さんですがどうして国語に特化した塾を開こうと思ったんでしょうか?」

工藤「やっぱり何をするにも言語教育が基本だからですね。先進国では、だいたいそうだと思います。社会や理科だって、日本語が使えなければ答えられませんし、日本語で考えられなければ算数も答えられません。この教室では、その国語力の育成に特化した学習塾をやっています。10年前に一人で始めましたが、他にはないと思いますね。」

ジョージ「たくさんの子供が入塾待ちをしてるこちらの教室ですが実際、通っている子供たちとか、おやごさんの反応は、どんな感じなんでしょうか?」

工藤「すごく満足してくれていると思いますよ!子供たちは、ここが塾であると思ってないと思います。親御さんの反応ですが、少なくとも文章が読めて書けるようになるというのは、学校では評価の対象にはならないんです。だから、成績が上がったとか、そういう話はあまり聞かないですね。
私たちは、子供の学校の成績を上げるためにやってるのではないので、そう褒められても嬉しくはないです。一番うれしいのは、本が嫌いだった子が、本に夢中になってくれる。そんな変化を見るととても嬉しいですね。」

ジョージ「読書で身に付くいろんな力について、まだまだ聞いてみたいです!なので来週もひきつづき、国語専科教室の工藤順一さんにお話を伺いたいと思います。また、子供の国語力を伸ばすために僕たち親は何ができるのか?その辺りも聞いてみたいです!」


■工藤順一 国語専科教室
http://www.kokusen.net/