国際【日々是世界 国際情勢分析】「野蛮なイルカ漁はやめよ」外国人活動家が要求+(2/2ページ)(2011.9.27 07:34

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【日々是世界 国際情勢分析】
「野蛮なイルカ漁はやめよ」外国人活動家が要求

2011.9.27 07:34 (2/2ページ)
9月1日、和歌山県太地町の浜でイルカ漁中止を訴えるリック・オバリー氏のグループ (田中俊之撮影)

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9月1日、和歌山県太地町の浜でイルカ漁中止を訴えるリック・オバリー氏のグループ (田中俊之撮影)

 マンターさんはその返答として、動物園や畜産場で飼われているサルやライオン、ブタなどの“不幸”を強調する動画を作り、「彼らを野生に解放せよ」というメッセージを添付したことを記した。

 一方、昨年、米反捕鯨団体シー・シェパードの一員として、太地町や岩手県大槌町で妨害活動を行ったカナダ人活動家、タラ・ミレンさんの近況が8月23日付のカナダのニュースサイト、ポストメディア・ニュースで紹介された。ミレンさんは漁を妨害する意義を「多くの日本人を教育するため」と主張。イルカ漁を、奴隷制度や女性虐待などの野蛮で時代遅れな慣習に例え、「世界に漁の実態をさらす」ことでこの慣習を変えられると訴えた。

 ミレンさんは「プロの常勤活動家になって太地に戻りたい」として、2万ドルを目標設定額に寄付金を募集。同サイトはミレンさんについて「イルカのために監視活動を続けようと寄付を集める女性」と好意的に取り上げた。

 また、ニュージーランドの有力サイト、スタッフでも、太地滞在歴のある女性活動家が漁の中止に向け、署名活動を行っていることを伝えている。

 今後、太地町には、日本人を含む複数の団体の活動家が大挙して訪問することも予想され、過激な行為で地元警察が立件に踏み出す可能性もある。

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9月1日、和歌山県太地町の浜でイルカ漁中止を訴えるリック・オバリー氏のグループ (田中俊之撮影)

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