地方強姦致傷の被告 求刑上回る判決 静岡2011.9.16 02:16

  • [PR]

[地方]ニュース

強姦致傷の被告 求刑上回る判決 静岡

2011.9.16 02:16

 沼津市や伊豆の国市で女子中学生や高校生を襲って乱暴しけがをさせたなどとして、強姦(ごうかん)致傷などの罪に問われた伊東市十足、無職、高橋政治被告(29)に対する判決公判が15日、静岡地裁沼津支部で開かれ、片山隆夫裁判長は懲役15年(求刑懲役13年)を言い渡した。

 片山裁判長は判決理由で、「被告は被害者に強度の脅迫を加え、執拗(しつよう)に姦淫を試み、卑劣極まりない。女性に対する人格無視の態度ははなはだしく、再犯も懸念される」と非難した。

 量刑については、「犯行の悪質性などを考慮して、検察官の求刑はこれまでの量刑を踏まえたものであると思われるが、被告人の刑事責任を適切に評価しているとは言い難い」として、求刑を上回る刑を言い渡した。

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital