2011.9.27 15:31 | |
松山市情報漏えい事件内部調査きょう終了 |
松山市職員による入札情報漏えい事件で、市は過去の情報漏えいに対する内部調査をきょう、終了しました。調査結果は近く公表するということですが、これまでに大きな問題は上がってきていないということです。職員の逮捕を受け松山市は、今月21日から工事や入札を担当する職員およそ620人を対象に内部調査を進めてきました。調査は、最低制限価格が推測できる「金入り設計書」を第三者に提供したことがあるかや、設計書やデータの管理状況について、各部の企画官と課長が1人ずつ聞き取ったということです。これまでに大きな問題は報告されていませんが、公共工事の積算システムのパスワードが長期間変更されていないことや、アクセス記録が残らないことが明らかになったため、システムの変更作業を始めています。情報漏えい事件を受け中止にしている33件の公共工事の入札については、セキュリティ対策が終わり次第、再開する方針ですが、具体的な見通しはたっていません。 |