がん治療専門のクリニック
がん免疫治療・予防治療、再発予防など。

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幹細胞療法で体内に注入される幹細胞の数はどれくらいですか?
大体5億個前後です。さい帯血の幹細胞を用います。これは、受精卵から得られるES細胞と異なり倫理上問題がないため、安全で高い治療効果が得られます。
最近、画像診断(PET・MRI・CT)でなく、がん遺伝子検査で、5ミリ以下の発ガン前の状態がわかると聞きましたが、教えてください。
一般に発ガンは、5mm≒109=10億個=1gの癌細胞がすでに存在していると言われています。分子・細胞レベル、すなわち、画像診断では検出できない微細な癌細胞の存在がわかります。
検査に要するのは、約30cc程度の血液ですから、人体への悪影響の心配はございません。
幹細胞治療を行うには、まず何の検査が必要でしょうか。
HLA遺伝子型検査が必要です。遺伝子の型を調べます。6座中4座以上適合がありませんと、治療の際に危険を伴いますので、必ず受けていただく検査です。検査に必要な試料は頬粘膜から採取いたしますので、痛みは伴いません。
幹細胞療法は1回行えばよいのですか。
症状や年齢により一概には判断できません。例えば、癌の場合でも、末期がんの場合には1回では難しく、幹細胞が体内に生着するまで、約3ヶ月〜6ヶ月程度を要します。症状などにより、複数回の治療が必要になることもございます。
では、実際の治療の流れを教えてください。
ヒト臍帯血由来幹細胞の治療は、現時点で治験であります。倫理委員会で承認が得られ、法的にもクリアーされた方が施術できます。発熱、発疹、下痢やGVHD(移植片対宿主病)という反応が見られることがあります。ですから、先程のHLA遺伝子座検査で6座中4座以上の適合が必要となるわけです。
どのような疾患に効果があるのでしょうか。
倫理上かつ国内の実施例として、脳梗塞・心筋梗塞・癌・アルツハイマー病・パーキンソン病・狭心症・脊髄損傷などの疾患です。
幹細胞療法 で、肝炎ウィルス、エイズウィルス、性病等に感染する危険は無いのですか?
幹細胞は保存前に厳重なチェックが実施されます。調製前の臍帯血に感染、異物混入、異常が発見された場合は、保存せずに廃棄処分としております。この療法で感染することは絶対にないと言えます。
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