イノシシ、シカ肉で基準超 栃木、食用自粛呼び掛け栃木県は26日、同県の3市町で捕獲された野生のイノシシ2頭、シカ2頭の肉から、食肉の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える同1185~545ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。食用の自粛を呼び掛ける。 県によると、矢板市のシカ、イノシシがそれぞれ1頭と、那須町のイノシシ、塩谷町のシカ。猟友会員などが7月3日~9月14日に有害鳥獣駆除のため捕獲し、保管していた肉の提供を受けた県が検査した。 市場に流通はしていないが、県は消費状況を把握しておらず、今後調査する方針。県内では、日光市の野生のシカ3頭から基準値を超えるセシウムが検出されている。 【共同通信】
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