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2011年9月26日(月) 19:30 |
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女子サッカー選手目指す若者増える
三連休最中、美作市の女子サッカー、岡山湯郷ベルの練習に高校生の姿がありました。 実は、なでしこ人気で女子サッカーの選手を目指す若者が今、増えています。
世界を見据えてサッカーに取り組む若者が増えているんです。 岡山湯郷ベルにもそんな若い選手が参加しています。 寺田郁美さん、18歳。 静岡県の磐田東高校3年生のゴールキーパーです。 卒業後、サッカー選手として歩んでいきたいと考えており、この日から数日間、湯郷ベルの練習に参加させてもらいました。 湯郷ベルは現在、選手の入団テストは行っていません。 入団希望者には練習に何度か参加してもらい、その中でチームにフィットすると感じた選手にオファーを出すという形を取っています。 このいわば選手選考の一環と言ってもいいのが、この練習体験。 参加者は、去年までは多くても年に10人程度でした。 ところが、今年はなでしこフィーバーの影響もあって、7月頃から希望があり、既に全国から13人がベルの練習に参加しています。 この日、練習に参加した寺田選手。 現在3つの大学サッカー部から入部の誘いを受けていますが、ベルの練習に参加して、日本のトップリーグのレベルの高さを実感しました。 一方、今年から日本女子サッカーリーグ2部で戦い、将来、なでしこリーグへの参入を目指す高梁市の吉備国際大学です。 この大学でもワールドカップの優勝が選手達の進路希望に影響を与えたと太田監督は語ります。 湯郷ベルでは、今のところ新たに一斉の入団テストなどを行う予定はないということですが、志望者の増加は将来の宮間、福元のような逸材を発掘するチャンスと言えそうです。 着実に裾野が広がり始めている女子サッカー界。 湯郷ベルにとってもチームの活力に繋がりそうです。
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