2011年 9月 26日
選挙法違反の太田市議辞職
今年4月の岡山市議会議員選挙で運動員に限度額を超える報酬を渡したとして有罪判決を受けた太田武正議員が26日議員辞職しました。26日午前10時過ぎ、太田議員本人が辞職願いを三木副議長に提出しました。太田議員は、「大変ご迷惑をかけた、自分で辞めさせていただきます」と話したということです。受理された辞職願いは、許可されたため、太田議員は、26日付けで議員辞職しました。太田議員は、今年4月の市議選で、ウグイス嬢に限度額を超える報酬を渡したとして岡山地方裁判所から懲役1年執行猶予5年の有罪判決を受けていました。控訴期限は27日まででしたが太田市議の代理人によりますと控訴は断念したということです。

総社市長選で片岡氏が再選
任期満了に伴う総社市長選挙が25日告示され現職の片岡聡一さんが無投票で再選を果たしました。25日告示された総社市長選は現職の片岡さん以外に立候補の届け出は無く片岡さんが無投票で再選を果たしました。一夜明けた26日、午前9時に市役所に登庁した片岡さんは玄関前で職員や支援者約150人に迎えられ、花束を受け取ると2期目への決意を新たにしていました。総社市は地方自治体の財政力を示す経常収支比率が2009年度から2年連続で県内ワーストと、財政再建が喫緊の課題となっていて、かじ取り役としての片岡市長の手腕が問われます。

岡山空港でテロ想定の訓練
細菌兵器や化学兵器などを使ったテロを想定した訓練が26日、岡山空港で行われました。訓練は旅客ターミナルビル内で不審な液体が入ったペットボトルを発見したとの想定で行われ警察や空港関係者など45人が参加しました。訓練では空港管理事務所の職員が利用客などの避難誘導を行うとともに化学防護服を着た県警機動隊の初動措置班が出動してペットボトルを回収し、噴霧器を使って消毒する除染活動を行いました。岡山空港は年間約130万人が利用する空の玄関口で、警察では、こうした訓練を通して関係機関との連携強化を図り、テロへの対処能力を高めて行きたいとしています。

蒜山で古代米の稲刈り
石の包丁を使った弥生時代の稲刈りです。真庭市の小学生が米のルーツとされる古代米の稲刈りを体験しました。真庭市蒜山上長田の田んぼで行われたこの稲刈りは近くに国指定史跡の「四つ塚古墳」があることから古代の農作業を体験しようと地元の小学校などが取り組んでいるものです。稲刈りには八束小学校の6年生の児童22人が参加しました。10アールの田んぼには赤米や黒米の穂が色づき子供たちは地元の人の指導で石包丁を上手に使って穂先を摘み取り弥生時代の農業を体験しました。古代米はおよそ300キロ収穫できる見込みで学校給食などに使われます。