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【千葉】

JR千葉駅舎・駅ビルの建て替え  来月から本格工事

2018年に全面開業予定のJR千葉駅(イメージ図)

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 JR千葉駅の駅舎・駅ビルの建て替え工事が十月から本格化する。駅舎部分は二〇一六年夏の開業を目指す。一八年春までの全面開業を目標に、千葉の魅力がつまった駅ビルや改札内の売り場スペース(エキナカ)を充実させる。JR東日本は使い勝手のよい千葉の玄関口として整備を図る方針だ。 (佐々木香理)

 JR東日本によると、新駅舎・駅ビルは地上七階、地下一階建てで、延べ床面積はこれまでの約二・六倍となる約七万平方メートル。別の階に分かれていて不便だった東口と西口を三階のコンコース(大通路)で結ぶ。コンコースはそのままモノレールへとつながり、双方の乗り降りや乗り換えがよりスムーズになる。

 駅ビルやエキナカといった商業スペースは主に三階より上に置かれる。テナント店舗などは未定だが、地元産の食材を買ったり食べたり、地元で活躍するスポーツチームの情報を得られる、地域に密着した情報発信の場を目指す。

 地域の憩いの場所として屋上庭園を整備。文化交流に利用できるホールや保育園、医療施設なども設置する。

 駅構内などは、節電効果のある発光ダイオード(LED)を導入する。駅ビルの屋根や屋上に太陽光パネルを設置し、自家発電にも取り組む。

 千葉駅は一九六三年に現在地に移転。今回耐震化などのため、建て替えが決まった。JR東日本の担当者は「千葉の新しい顔になり、多くの地域の人に愛される駅にしていきたい」と話した。 

 

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