大学病院部長が日本を斬る・・・・・・の?

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患者自殺、病院の過失認定 富山・高岡市に賠償命令

富山県高岡市の高岡市民病院で2008年、精神神経科に入院していた女性患者=当時(36)=が飛び降り自殺したのは病院の安全管理が不十分だったためとして、遺族が市に約6890万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、富山地裁高岡支部は28日、病院側の過失を認め、市に約3440万円の支払いを命じた。
 
 判決理由で源孝治(みなもと・たかはる)裁判官は「女性が入院前にも自殺を図ったという重要な情報が、職員全体に伝えられていなかった」と指摘。「病院の看護体制に過失があった」と認定した。その上で、女性が看護助手の制止を振り切って自殺したことなどから、賠償額は請求の半額が相当とした。
 
 判決によると、女性は08年5月、自宅で自殺を図ったため同病院を受診。医師の勧めで閉鎖病棟に入院したが、翌日、看護助手が鍵を開けたベランダから飛び降り、外傷性ショックなどで死亡した。
 
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
 
 
自殺に関する記事です・・・
 
今回は精神科における自殺ですね・・・
 
しかも、入院中の患者さんです
 
飛び降り自殺、と書いています・・・
 
 
裁判長によると、
「女性が入院前にも自殺を図ったという重要な情報が、職員全体に伝えられていなかった」と指摘
 
「病院の看護体制に過失があった」と認定した。
 
 
 
 
自殺はとにかく繰り返します・・・
一度助けたからといって終わりではありません・・・
 
自殺の救命については医者の間でも当然に
意見が分かれるところです・・
 
 
 
 
とにかく自殺は繰り返す・・・
 
そして、その様な情報が職員全体に伝えられていれば
自殺は防げたとの判断です・・・
 
 
「女性が看護助手の制止を振り切って自殺したことなどから、賠償額は請求の半額が相当とした。」
 
制止を振り切って自殺したので賠償額は
半額が相当だそうです・・・
 
 
 
 
 
その時の状況は
「翌日、看護助手が鍵を開けたベランダから飛び降り、外傷性ショックなどで死亡した。」
 
 
鍵を開けたベランダから飛び降りた・・・
制止を振り切ったから半額だ・・・
 
 
 
要するに看護助手の責任だという判断です・・・
看護助手には何の決定権もないんですよ・・・
 
 
 
 
裁判長・・・
 
自殺企図が強いこの患者さんの場合、
看護体制に問題があったというより
鍵を開けてベランダに出たことが問題なんでしょ・・・
 
どこまで行動して良いのかを判断し指示をするのは
医者です・・・
 
今回の場合屋上までの行動はOKと指示があったはずです・・・
 
 
 
 
この判断が間違っていたなら賠償責任を認める・・・
 
自殺を予見して医学的に判断したのが正しいのか
間違っているのか・・・
 
 
 
裁判所の判断は、
許可した医学的な判断は正しかったが
力の強い看護助手を付けなかった看護の問題だ・・・
 
こういう判断ですね・・・
 
 
 
 
今回の自殺に関して看護の問題にするのは
際限なく医療機関に責任を求めるものとして
到底容認できませんね・・・
 
 
 
 
ま、しかし、精神科診療は多くの患者さんから
批判を受けているようですね・・・
 
 
精神科通院によって自殺が増えるというやつです・・・
 
医者も自殺のデータなど出しているようですが・・・
 
そもそも医療で自殺を減らせているのか・・・
 
 
 
 
精神科の医療というのは実は医者でも中々見えにくいんですよね・・・
 
 
 

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開設日: 2008/4/13(日)

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