[シネマトゥデイ映画ニュース] 大ヒット・カーアクションシリーズの最新作『ワイルド・スピード MEGA MAX』の日本語吹き替えに挑戦した武井咲が、本作の主人公ドミニク(ヴィン・ディーゼル)のような「男らしくてワイルドな男性が好き!」と好みのタイプを激白。さらに、近年増加中の草食系男子に対する正直な気持ちを明かした。
モデルから女優に転身し、一気に大ブレイクを果たした人気若手女優・武井咲。ドラマ、映画、CMなど、次々と新たなことにチャレンジし続けている彼女が今回挑んだのは、お尋ね者の主人公ドミニクを追いながらも、いつしか彼に惹(ひ)かれてしまうブラジルの新米女性警察官エレナ(エルサ・パタキ)の吹き替え。警察官としての強さと女性らしさを兼ね備えた複雑な役どころだ。「女性としてのかわいらしさよりも、エレナの責任感や強さを意識して演じました。実際のお芝居と違って、相手役の俳優さんの目を見て感情を作ることができないので、すごく難しかったです」とアフレコでは戸惑いも感じた様子。だが、「わたしは声が高いほうなので、低めにするためにおなかの底から声を出すようにしたり、滑舌を良くするために口の筋肉を動かす運動をしながらがんばりました!」と全力を注いだことを振り返った。
そんな武井は、天才的なドライブテクニックを持ち、警察と命懸けのカーチェイスを繰り広げるドミニクのようなワイルドな男性がタイプなのだそうで、「あんなふうにたくましくて、女性を守ってくれそうな男性っていいですよね。いわゆる草食系男子よりもずっと好みです!」と断言。さらに、「例えば、デートのときに『僕はどっちでもいいよ、咲が決めなよ……』という人より、『自分はここに行きたい! これがやりたいんだ!』とハッキリ言ってくれる男性のほうが好きですね。今は優しい感じの男の子が多いけど、『もっとガツガツしたほうがいいよ!』って言いたいです(笑)」と世の草食系男子を一喝! 武井咲ファンの男性たちは、今すぐワイルドな男を目指すべきのようだ。
現在、遊ぶヒマなどないほど多忙な日々を送る武井だが、「今は遊ぶことよりも仕事をするほうが楽しい! もっといろんな役にチャレンジして、“百の顔を持つ女優”って言われるようになりたいです」と瞳を輝かす。本作のようなカーアクションにも興味津々で、「いつかハリウッドでアクションをやってみたい!」と大いなる夢を語る彼女の表情には、芝居への情熱が満ちあふれていた。可憐(かれん)な笑顔の中に強い意志を秘めた17歳の女優・武井咲から、今後も目が離せない。(取材・文:斉藤由紀子)
映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』は10月1日より全国公開(9月23日から25日まで3日間限定で先行上映)