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懲戒処分:強制わいせつで教諭免職 横領と飲酒運転も処分--県教委 /鳥取

 県教委は6日、教職員3人を懲戒処分にしたと発表した。

 免職となったのは、強制わいせつ罪で起訴された県立白兎養護学校の教諭、小谷剛被告(40)▽公金を横領した県立鳥取緑風高校の男性実習助手(39)。飲酒運転をした県立倉吉東高校の男性教諭(28)は停職6カ月とした。横浜純一教育長は「不祥事が立て続けに発生したことは極めて憂慮すべき事態」と謝罪。県立学校のすべての職員に対して「教職員としての自覚と責任を持つように」と指示した。

 男性実習助手は、4~6月に会計を担当していた定時制午前部3年生28人分の学校徴収金の一部を横領。学校職員親睦会費も含め、約41万5000円を私的に流用し車の購入費などに充てたという。

 また、男性教諭は8月9日、顧問をしていた部活の合宿中に飲酒運転をしたことが発覚したという。小谷被告は鳥取市内で歩行中の女性に無理やりわいせつな行為をしたとして7月に逮捕、8月に起訴されている。

 教職員への懲戒処分は今年度5件目(昨年度3件)。県教委は同日付で、「県費外会計取扱ガイドライン」を改正し、不正経理防止策として「通帳管理を分担する」「年度途中での会計処理確認を義務づける」といった対策を盛り込んだ。【田中将隆】

毎日新聞 2011年9月7日 地方版

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