別居報道！？　船越英一郎のハンパじゃない稼ぎっぷり

　ホリプロの稼ぎ頭といえば、綾瀬はるか、和田アキ子、深田恭子らが思い浮かぶが、実際は船越英一郎か。綾瀬と同程度か、それ以上に稼いでいるともっぱら。というのも最近、世田谷の３億円御殿と呼ばれる自宅から歩いて１分の場所に船越ひとりが住む２億円のマンションを購入したのだ。

　豪邸があるのに――と疑問視する声もあり、別居か？　と芸能マスコミを走らせた。しかし、船越は離婚を考えているのではなく、口うるさい松居一代との夫婦生活から逃れたかったようだ。ひとりになり、セリフを覚える部屋も欲しかった。

「船越は今、１年の半分は京都住まいですが、東京に帰ると自宅での生活になり、松居の監視の目が厳しいのです。ある女優から船越の携帯に来たメールを見つけた松居がそれを取り上げて鍋で煮たというエピソードまである」（芸能関係者）

　そこで「隠れ家」購入というわけだが、働きぶりはすごい。０３年のテレビ朝日「火災調査官・紅蓮次郎」で初主演を獲得して以来サスペンスに出続け、０４年秋に松田聖子と出演した「たったひとつのたからもの」（日本テレビ）の視聴率が３０％を超えて人気に拍車がかかった。

「０７年には初の連ドラの主役となるテレ朝の『その男、副署長』の他、テレビ東京『刑事吉永誠一』、日テレ『小京都ミステリー』などシリーズものが２０本近くあり、現在も続いている作品が多い。毎クールのようにキー局に出演し、安定した視聴率を取ることで知られています。ギャラは１回推定３００万円とＡランクです」（放送評論家の金沢誠氏）

　ワンクール１０回として３０００万円。司会担当の「ソロモン流」（テレ東）、バラエティー「ぐるぐるナインティナイン」（日テレ）のレギュラーの他、単発も多い。ＣＭはＩＴＪ法律事務所、八幡物産など３本。１０月に予定している「船越英一郎と行く京都ツアー」はすぐに売り切れ、追加発売された。こうしてコツコツと仕事をこなして今や「ホリプロの稼ぎ頭」。

　家でキツい女房に尻を叩かれ、それでも仕事に励む。見上げたものか。

（日刊ゲンダイ2011年9月24日掲載）