2・3号機も水素調査を指示
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2・3号機も水素調査を指示

9月26日 5時49分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東京電力福島第一原子力発電所1号機で、原子炉の格納容器につながる配管に水素がたまっていることが分かったことを受けて、経済産業省の原子力安全・保安院は、25日夜、2号機と3号機でも同じように水素がたまっていないか調査するよう、東京電力に指示しました。

福島第一原発1号機では、格納容器につながる配管に、3月に水素爆発を引き起こしたと見られる水素が、今も引き続きたまっていることが分かり、東京電力は近く、詳しい水素の濃度を測定することにしています。これを受けて、原子力安全・保安院は25日夜、1号機と同じように水素爆発を起こすなどした2号機と3号機でも、同じように水素がたまっているおそれがあるとして、配管などの水素濃度を詳しく調査するよう東京電力に指示しました。東京電力は、1号機の配管については、濃度を測定したあと、窒素を送り込むなどして爆発が起きないようにすることにしていて、2号機と3号機でも水素がたまっていることが分かれば、同様の対策がとられる見通しです。