22日午前10時20分ごろ、香川県東かがわ市の引田野球場のグラウンドに、ヘリが白煙を出しながら急降下し、不時着後に炎上した。ヘリにはパイロットら男性3人が乗っていたが脱出し、けがはなかった。
香川県警東かがわ署によると、四国航空(高松市)所属のヘリコプター、ユーロコプターAS350で、乗っていたのはパイロット(32)と四国電力の社員2人。
県警などによると、ヘリは午前9時25分ごろ、高松空港を離陸。四国電力がチャーターし、台風15号の影響で送電線に損傷などがないか調べており、同11時25分ごろに同空港に帰着予定だった。パイロットは「機体の後部から煙が出たため緊急着陸した」と話しているという。県警が事故原因を調べている。不時着は現場で台風の取材中の報道関係者が見つけ110番した。(共同)