22日午前、香川県東かがわ市で、台風による送電線の被害を調べるため四国電力の社員ら3人が乗ったヘリコプターがグラウンドに不時着して炎上しましたが、3人にけがはなく、警察が不時着の原因を調べています。
22日午前10時すぎ、東かがわ市引田で高松市の四国航空が所有するヘリコプターが市の野球場のグラウンドに不時着して炎上し、機体が全焼しました。ヘリコプターには、四国電力の社員2人と四国航空の操縦士1人の合わせて3人が乗っていましたが、いずれもすぐに機体から出てけがはありませんでした。四国電力などによりますと、ヘリコプターは四国電力がチャーターしたもので、台風15号による送電線の被害などを調べるため22日午前9時20分ごろ高松空港を離陸しました。乗っていた社員はヘリコプターの後部に異常を感じたと話しているということです。警察によりますと、ヘリコプターは、白い煙を上げながらグラウンドに不時着したということで、警察では操縦士などから話を聞いて不時着の原因を調べています。