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野球場にヘリ緊急着陸、3人が脱出後に炎上

炎を上げて燃えるヘリコプター(22日午前10時10分頃、香川県東かがわ市で)=読者提供
緊急着陸し、全焼した四国航空のヘリコプター(22日午前11時1分、香川県東かがわ市引田で)=萩原大輔撮影

 22日午前10時10分頃、香川県東かがわ市引田の野球場のグラウンドに、四国航空(高松市)のヘリコプターが緊急着陸した。

 西内崇峰操縦士(32)ら3人が脱出した直後、ヘリが炎上、全焼した。着陸時、グラウンドに人はおらず、けが人はなかった。

 香川県警によると、ヘリ(ユーロコプターAS350B3型)は、四国電力(高松市)が高圧送電線に台風15号の被害がなかったかを確認するため、チャーターした。西内操縦士と四電の社員2人が乗り、この日午前9時23分に高松空港を離陸。東かがわ市周辺の送電線のチェックを終えて、同11時30分に高松空港へ戻る途中だったという。

 西内操縦士は「操縦席の後部から煙が出ているのに気付き、自分の判断でグラウンドに下りた」と話しているという。県警は、エンジンなどのトラブルが原因とみて調べている。

2011年9月22日13時16分  読売新聞)

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