ゲストさんログイン /ブログを作る

統合検索

最新ニュース! クリックするほどよく分かる

[PR]知りたい、あの人の元気の秘密。

台風で避難の住民一時帰宅 わが家150分の安らぎ「もっと長くいたかった」

台風で避難の住民一時帰宅 わが家150分の安らぎ「もっと長くいたかった」
一時帰宅して花束を供える遺族ら=25日午後1時55分ごろ、和歌山県田辺市熊野(田辺市提供)

 台風12号による豪雨で川をせき止めてできた土砂崩れダムのうち、和歌山県田辺市熊野(いや)地区にできた土砂ダムが決壊する恐れがあるとして地区外に避難していた住民らが25日、初めて一時帰宅した。橋本登・地区長(74)は、「待ちに待った1日」と喜んだものの、わずか2時間半しか作業が許されず、住民とともに「もうちょっと長くいたかった」と漏らした。

 帰宅したのは、15世帯21人(対象は18世帯28人)とその家族ら74人。家財道具を持ち出したり、先祖の墓参りなどをした。

 同地区は、今月8日から避難指示が出たまま。市は16日に同地区に通じる道路に通行止めの門扉を設置、住民に強制退去を命じることができる「警戒区域」に指定した。18日に一時帰宅を予定したものの悪天候で中止しており、今回、初めての帰宅となった。

 午後1時に門が開けられると、住民らは次々と車で地区入り。警察官や消防団員、市職員ら60人が立ち会い、ダム決壊の警戒にあたるとともに家財道具の運び出しなどを手伝い、帰宅を終えた住民の車には、秋冬用の衣類や布団、家電製品などが積まれていた。

 住民の行き先を記したリストを手放さず、身を寄せる田辺市内の次男の家から避難所に通っては住民の健康状態を気遣ってきた橋本さんは「農地が無事なのを確認して、野菜の収穫もした。もう少し長くいられるよう行政にお願いし、いつかはここに戻ってきたい」と話した。

 また家が土砂崩れで埋まったという榎本成一さん(70)は、「住民がばらばらに避難して熊野という集落が崩壊しそうで心配」と話した。

 同地区では、離ればなれになっている住民がお互いを励まし合うため、近く集会を開く予定だという。

 一方田辺市は、国土交通省や陸上自衛隊などと情報共有を徹底するため22日に開いた協議会で、警戒区域解除の時期について「数カ月以上はかかる」との見方を示している。

関連ワード:
台風  土砂崩れ  消防  家電  豪雨  

国内トピックス

おすすめ商品

関連ニュース:台風

国内アクセスランキング

注目の情報
えっ、オレの親父と同じ年!?
<69歳現役サーファー>ってどんだけ元気なんだ!?
それに比べ、残業つづきで体がボロボロな俺。休みがほしい!
年齢に負けない秘密は何か?聞いて納得、なるほどそういうことか!


その秘密とは>>
おすすめ情報

写真ニュース

歴史語る名木 次代に継承へ 天底小、ガジュマル診断 夏の終わりにミステリー巡りなどいかが? 現代に残る伝承10 “モデル別で見る”東京ガールズコレクション 2011 スナップレポートNo.1 【スナップレポート】東京ガールズコレクション 2011 佐々木希編
【スナップレポート】東京ガールズコレクション 2011 藤井リナ編 青山に西海岸のリラックス空間、JAMES PERSEアジア初の路面店 衝撃!彼氏からのドン引きプレゼント16パターン【前編】 美人度UPさせたいなら…もつ鍋食べにいかナイト!
「もう泣くのはやめよう」東電OL殺害事件、受刑者が来日家族と面会 「ドラえもん」の外装取りやめ 北電 総出で“やらせ”/2000年 泊原発3号機 道主催の集会/一般参加装い「賛成」意見 ホテル日航東京、「親子で★Halloween料理コンテスト」開催
ニュースをスマホで見よう
スマートフォン版
アプリ版ニュースリーダーをダウンロード(無料)
ケータイ版
QRコード
携帯サイトのQRコードはこちら
http://m.livedoor.com/

特集

livedoor ニュース livedoornews
公式アカウント

おすすめサービス
livedoor サービス: