アスペルガー症候群(発達障害)は社会性の障害です。
1.コミュニケーションの障害(言語能力の未発達、理解力の低さ等)
2.社会性の障害(対人関係の形成不能)
3.想像力の障害(物事の判断力、認知力の欠落、注意力の欠落)
4.運動神経の障害(動作の鈍さ、手足の運動神経の不調)
などの障害のために社会から疎外されやすい。
原因は遺伝性の脳機能の障害とされています。
アスペルガー症候群の人生
1.学校・・・いじめにあいやすい、被害妄想、仲間はずれ、社会常識を超えているために誤解を招きやすい、非常に興奮しやすい、周囲とうまく付き合うことができない等の問題を抱えてしまう。
2.友人・・・真の意味での友人をつくれない。相手との感情の交流ができないため、また相手から情報を得れない。助け合い、相手のことを考えるということができないという社会性の障害(対人関係の形成不能)
3.恋人・・・思春期になると欲しいと思うようになる。しかし「好き」という感情はなく、他の同年代の人がそうしているから、自分もそうしたい、というだけ。また相手の気をひくなど不可能のため、この恋が実ることはまずない(社会性の障害)。狭い家族ぐらいしかアスペルガー症候群の人の言動を容認できない。
4.就職・・・一般的に一流企業に就職しているのは少数。できても職場環境に適応するのが難しく、離職を余儀なくされることが多い。大部分は対人能力の必要とされない工場勤務。しかし働いて、お金を得ることは大きな自信になる。雇用主と同僚の理解が不可欠。覚えが悪く、動作が鈍いため。また大きな声、頭ごなしの指示には困惑してしまう。また生産性が悪く、非効率なこともある。
5.結婚・・・結婚願望は強いけど、している人はほとんどいない。相手の気持ちがわからないため(社会性の障害)。このため他人と生活を共にすることが難しい。仮に結婚できても・・・・生まれてくる子供もアスペルガー症候群や自閉症の可能性が大きい(遺伝性)。しかも、自分のアスペルガー症候群のために子育てには大きな困難がともなう。
私自身がアスペルガー症候群で、なんども離職と転職を余儀なくされました。
また結婚もしておりません。
恋愛にたいする憧れはあるものの・・・具体的にしたことがありません。
かなり辛い人生です。
でも自分の障害を理解して受け入れるしか私にはできません。
このブログを書くのは辛いことですが、アスペルガー症候群のことを理解してもらうために書きます。
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