相国寺鹿苑院跡の発掘調査を見学してきました。
相国寺自体は、今でも現存してるんですが、塔頭も含めると昔はもっと大きなお寺だったんですね。
そして、元塔頭があったところに、現在では同志社大学関連施設が建っています。
そのため、同志社大学の方にお話しを聞くと、今でも相国寺の方に「同志社の土地は、相国寺の土地だったのに・・・」と恨み言を言われることもあるとか。
さて、今回の発掘は、同志社大学関連施設の移転に伴い、行われた発掘だそうです。
したがって、調査している方も同志社関係者が主体とのこと。
同志社羨ましいぞ・・・。
発掘はこんな感じ
そして、今回の最大の収穫は何といっても、これ!!!この石碑によって、鹿苑院の場所が、ほぼ確定したとのことでした。
こんなのが土の中から出てくるんですね~。いやぁ、びっくりだ。
発掘担当者の方のお話しによると、近世のものとのこと。
最初は、この層からは何も出てこないだろうと判断して、パワーショベルで崩していたところ、
出てきたとのことでした。
ただ、その際にショベルが石碑にあたり、右上が少々かけたということです。
ん~。残念。
しかし、非常に興味深い発掘調査の説明会でした!!