インフルエンザ情報とリンク集(08.1.13現在)
〈08.1.13〉
平成20年第1週(07.12.31〜08.1.6)全国での定点あたりの患者数は6.15で、ちょうど流行のピークにさしかかっています。全国での流行状況にはばらつきが認められ、現在警報(報告定点当たりの報告患者数が30を超えた場合)は北海道、青森、宮城、和歌山、岡山、広島、山口、沖縄の各都道府県で、東京、大阪は注意報(定点あたり10)、愛知、福岡にはまだ注意報のレベルまで患者数の増加が認められていませんが、いずれは、もう少し流行拡大するものと思われます。
前週の全国定点あたりでは7.18であったため、お正月三が日あたりの爆発的流行はなかったものとおもわれます。
ただ、第1週は、学童の冬休みになっているため流行の拡大がやや押さえられているきらいがあり、全国的にはピークを超えた印象もなきにしもあらずですが、学校での授業再開にともなって、まだ感染拡大の傾向はつづくものと考えていた方が良いものと思われます。
ウイルスの分離状況は、現在のところA型のインフルエンザが大半で、H1型の亜系の報告が大半です。すなわち、ソ連型のインフルエンザで、前シーズンで中心となって流行した同じA型ですが香港型であるH3型とは違っています。東京感染情報センターのデータによると、2001年から2002年にかけて流行したものと近いものということです。
〈07.11.18〉
平成19年第45週(07.11.4〜11.10)、全国的に従来型のインフルエンザが増加しだしました。11月18日、木枯らし第一波が発生。冷え込む夜となっています。
今年年度末のインフルエンザ発生は昨年、一昨年と比べると1ヶ月ほどはやくなっています。また、沖縄では、昨年のインフルエンザが夏に消滅せず、とうとう年度末になってふたたび感染の拡大傾向となっているようです。
とくに、東京、大阪などを中心に学校の休校などもすでに見られています。インフルエンザの急激な拡大は、日中の天気が乾燥し低温となると、一気にはじまるようです。これからは、マスク・うがい・手洗いなどの予防処置が、とくに大事ということになってきました。インフルエンザにはくれぐれも注意して、正法弘教のため、今年の冬もがんばりぬきましょう。
〈08.04.03〉
平成20年第13週(08.3.24〜3.30)
ほぼ全国的に減少傾向となってきました。大阪府では定点観測で0.7となり、インフルエンザ終焉宣言となっています。また北海道でもインフルエンザの発生はほとんどなくなっているようです。その他の地域でもまだ定点あたり1を越えているところも減少傾向となっていますが、最近の傾向のとおり、沖縄ではやや増加傾向にあるようです。B型インフルエンザもいまのところ流行と言う状況からははるかに遠いようです。
静岡県の感染情報が非常にわかりにくくなっています。下の東京都感染情報センターかあるいは国立感染情報センターの情報を参考にされることをお勧めします。