2011年7月27日 18時50分 更新:7月27日 19時29分
仙谷由人官房副長官(民主党代表代行)は27日、広島市で開かれた連合の大会で講演し、「言いっぱなし、任せっぱなしが世間の批判を浴びている。どこへ向かおうとしているのかわかる政府、それを構成する議員集団を早急に作る」と述べ、菅直人首相の政権運営を批判、次期政権での主導権確保に意欲を示した。さらに「民主党政権は1年前は脱化石燃料社会を目指していた。脱原発を重ねると、エネルギーをどう調達するのか。一足飛びに自然エネルギーだけというのは容易ならざる話だ」と、首相の「脱原発」方針を批判した。【小山由宇】