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【プロ野球】

東野また背信KO 巨人CS黄信号

2011年9月25日 紙面から

阪神−巨人 2回裏2死一塁、岩田(右)に中前打を許す東野=甲子園球場で(布藤哲矢撮影)

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◆阪神9−4巨人

 指揮官もあきれるしかなかった。阪神と3位を争う大事な試合を、巨人は今年の開幕右腕がブチ壊した。先発の東野が2イニング5失点でKO。3イニングすらマウンドを守れなかったのが今月3度目。原監督も「あれだけ打たれるとしんどいね」と深いため息をついた。

 好機の後にやってきた最初のピンチで試合は崩壊した。2回無死一、三塁の先制機を逃す。その裏、「全球種、フルスイングされた」という東野が6安打を浴びた。原監督は「2回の攻防が大きな意味を持った」と振り返った。

 東野は、3日のヤクルト戦(2イニング0/34失点)、9日の広島戦(1イニング3失点)に続き、最近5度の先発で3度目のKOを食らった。2軍降格でもおかしくない内容だが、原監督は「今いるメンバーで戦うしかない」と苦しい胸の内をこぼした。

 投手が投手なら野手も野手だ。内外野の中継ミスは3度。クライマックスシリーズ進出権をかけた攻防戦とは思えないお粗末な内容だった。原監督は「ここからは度胸の強い選手が結果を残す」と言った。指揮官が待望していた“真の男”は、いつになったら出現するのか。 (井上学)

 

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