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【プロ野球】優勝争いの重圧? ヤクルト4連敗2011年9月25日 紙面から ◆中日3−2ヤクルト地をはうような送球が転々とする間に二塁走者が生還し、ヤクルトはまさかのサヨナラ負け。浅い左前打で、普通に投げていれば十分アウトにできたはずだった。飯原が懸命に前進してショートバウンドで取ったが、焦ったのか、すぐ目の前にたたきつけ、ぼてぼてのゴロのような送球になってしまった。 「うまく握れなかった。自分の責任です」と、小さな声でつぶやくのが精いっぱい。小川監督は「ああいう体勢からでは、いい球が投げられなかったんだろうが、あんな球…。ノーバウンドで放るくらいで良かったんだけどね」と少々あきれ顔だ。 これが優勝争いのプレッシャーなのか。この首位攻防4連戦に入ってから、投・打・守すべてがちぐはぐだ。四球が増え、ことごとく失点に絡んでいる。 増渕は2回、2四球から適時二塁打を浴び、6回も2四球を出したところで、余力を残しながら途中降板。「慎重に行きすぎた結果、四球になった」と反省した。同点で守護神・林昌勇を出しながら救援失敗。20日の巨人戦も含め、ドーム球場で4連敗。「ドームでの守備に差が出てるかも」と指揮官が指摘するように連日、外野守備の乱れも勝敗に直結した。 9連勝で一時は6まで広げた2位とのゲーム差は、8月31日以来の1・5差と再接近。小川監督は「それを気にしてもいいことはない。(追う中日と)勢いが違うが、気にせずできるかどうか」と、開き直りで4連戦の最後を取りに行く。(竹村和佳子) PR情報
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