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2011年9月17日14時22分

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首都圏で地震活発化 M3以上の頻度、震災前の6.6倍

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 東日本大震災が発生してから半年の間に、東京都など首都圏でマグニチュード(M)3以上の地震が起きる頻度が、震災前の6.6倍に上ったことが、東京大学地震研究所の調査で明らかになった。大規模な地震が起きる危険性も高まっている可能性があるという。

 地震研は東京都、神奈川県、千葉県などの首都圏、半径約70キロの範囲で起きた地震を震災前後で比較。その結果、震災前は5年間で約500回だったM3以上の地震が、震災後は半年で347回起きており、地震活動が活発化していることが明らかだった。

 地震研の酒井慎一准教授は「地震は規模が大きくなるほど頻度は下がるが、回数が増えれば、一定期間内に大規模なものが起きる確率は高まる。首都圏でも大地震が起きるかもしれないということを改めて考えて欲しい」と話している。(小坪遊)

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