リビア暫定首相、国連総会で一般討論演説
日本テレビ系(NNN) 9月25日(日)9時38分配信
アメリカ・ニューヨークで開かれている国連総会で24日、リビアは一般討論演説を行い、国際社会に民主化を進めるための支援を求めた。カダフィ政権が崩壊し、リビアで新政権の樹立を目指す「国民評議会」の暫定首相・ジブリル氏は24日、国連総会で大きな拍手が湧き上がる中、一般討論演説を行った。この中で、ジブリル氏は「国際社会から取り残されてきた状況を克服し、民主主義を目指したい」と話した。また、打撃を受けた国の再生を行いたいとした上で、新政府の樹立や法律の制定など道のりは長いが、強い意志を持って進めていくと決意を述べた。
国連は、新たな国づくりを支援する「国連リビア支援団」の派遣などをすでに決めているが、ジブリル氏はさらなる支援の必要性を訴えた。
【関連記事】
野田首相、国連総会で一般討論演説
野田首相、NY到着 国連総会で演説へ
米大統領、リビア国民評議会議長と初会談
国連、反カダフィ派をリビア代表として承認
リビア復興を支援、仏国で首脳級国際会議
最終更新:9月25日(日)9時38分