津波の恐ろしさ
<2011.9.25>
2004年12月26日午前7時58分
この日の事を覚えておられますか。日本時間で、午前9時58分です。
そうです、あのスマトラ島北西沖の海底で起きた地震です。教えて頂いた通りだとすれば、日本では震度5クラスの強震だったようですが、欧米諸国と震度基準が違うので、震度8と云われていると、不思議な世界の方に先程教えて頂きました。
震度5なら、かなりの人が揺れに慣れた数字です。もしも東日本大地震が、欧米諸国基準だったら、震度はどれくらいだったのでしょう。
スリランカの揺れは、震度2。「嘘でしょう」と教えられた時は思いましたが、あの大災害も大津波が、被害を大きくしたようです。被害に遭われた方は、16万人を越えたともお聞きすると、心が凍りますが、未だこの辺りも治まってはいないらしく、スンダ海溝辺りが沈み込みの動きをしているようです。今度はこの間ほどの大きな領域ではないようですが、あの辺りプレートが多くあり過ぎて、あれくらいの揺れでも影響を与えていて、インドプレートがアラビアプレートを、オーストラリアプレートが南極プレートを。本当に油断出来ません。
確かに地震は、恐ろしい自然界の脅威を思い知らされるのに充分ですが、津波の恐ろしさは、想像を遥かに超える物があります。
今回の東北地方太平洋沖地震が地震だけだったならばと思うと、大津波の凄さには言葉が出ません。
もしも紀伊半島沖から四国沖に掛けて、東北地方太平洋沖地震クラスの揺れが起きたら、20m近くの大津波が発生するかもしれません。
その日がいつなのか、今日は分かりませんが、今回の東北地方太平洋沖地震後、放送で見た大津波の光景を教訓として多くの人が助かる事を、私は願わずにはおれません。