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岩手のしおちゃんは秋田にいて無事,
長野の章二くん兄弟は無事,
青森の洋ちゃん姉弟は茨城にいて無事,
鯖瀬さんは都内にいて無事,
藤川さんは台湾に戻り,
鈴木さん親子は全員無事,
加藤さんも瓦が落ちつつも家族全員無事,
斉藤先輩,かずき先輩,……
数えきれないくらいの電話。
発信履歴は,１０００回は軽く超えていたと思う。
みんな,連絡がついた。
東北のみんなは３日後とかに
連絡が来て,
やっと眠れたのを覚えています。
ただ…
１人だけ連絡がつかない人がいます。
都内にいるはず。
でも,出張も多いから…
今どこにいますか…？
心配です。
電話もﾒｰﾙも返ってこない。
不安。すごく。
どうか,無事でありますように。
M８．８と言われた今回の地震は,
M９．０にまで引き上げられて,
日本で最大,
世界で４番目に大きいものとなりました。
亡くなった方や,
行方不明の方の人数が
どんどん多くなって,
もう,言葉にできません。
１１日は１０ケタだったのに…
今は行方不明者だけで万ケタになって…
規模が多すぎて,
なにがなんだか…
ﾃﾚﾋﾞで見る
宮城岩手は,
もう,町なんかなくて,
元がどうなっていたかなんて,
全く分からなくなっていて…
住民の方の思いなんて,
分かるはずない。
一瞬にして,
家族も,家も,友達も,
全てを失ってしまうなんて…
考えられません。
両親がいない,
子どもが見つからない,
孫は？祖父母は？
たくさんの人の涙と思いを
ﾃﾚﾋﾞを通して見てきました。
涙は出てくるけど,
彼らと同じ思いにはなれません。
あたしの家族は,
みんな無事だから。
４人とも,元気だから。
家族から電話やﾒｰﾙが来た時,
ほっとした…
震源地近くの人の気持ちなんて
全く考えられなかった。
まずは自分の
家族,友達,先輩,先生。
とにかく知り合いに連絡がつくと
心からほっとする。
そんな自分が恥ずかしくもなった。
我が家の４ｸﾞﾙｰﾌﾟの計画停電は,
決行されなかったようです。
東電は,撤退するかもしれません。
それに対して総理は怒ったようです。
どちらの意見も尊重したいところ。
しかし,東電の人は,
社員ならば,覚悟の上であると
思わざるを得ない。
東電の機械を動かせるのは,
社員の方だけ。
撤退すれば,日本は終わりです。
簡単に言ってしまうけど。
停電に関しても,
手際が悪い,と
多くの人が思っているはず。
でも,日本で１番大変な状況なんです。
全ての人が初めての経験なんです。
人を責めている暇があれば,
他にできることを探してください。
東電の人も政府も,
あえて手際を悪くしているわけではないのだから。
政府が節電を呼び掛ける中,
多くのｺﾝﾋﾞﾆやﾁｪｰﾝ店が,
店頭の明かりを消していました。
うちのﾏﾝｼｮﾝも,
夜間照明にしました。
ｶﾞｽｽﾀや,
ｺﾝﾋﾞﾆ,ｽｰﾊﾟｰ,バス停,
たくさんのお店や駅に
長い列ができていました。
それでも,文句ひとつ言わずに,
ちゃんと列になって待っている。
そんな街中を見て,
涙が出そうになりました。
自分の状況も決してよくはないのに,
人のことを考えて,
ﾄｲﾚや毛布を貸し出したり,
席を譲り合ったり,
飲み物やおにぎりを提供したり…
そんな思いやりができる日本人が多いこと,
誇りに思います。
地震大国の日本。
どこの国よりも万全の準備と
蓄えと覚悟をもった国が今,
苦しんでいます。
海外からの多くの支援,
本当にうれしい。
自分にできること,
探していきたい。
ACのCM,
すっっっっごくいいo(；△；)o
更新が大変遅くなりましたが,
記憶が鮮明のうちに
更新しようと思います。
３/１１,
あたしは午前中,
ｵｰｹｽﾄﾗ企画の練習で,
高校にいました。
初めてｺｰﾁと一緒に演奏して,
３日後に控えた本番を
成功させたい,と
ﾊﾟｰｶｽのみんなで思っていました。
午後は,
ｲﾍﾞﾝﾄのﾀﾞﾝｽの練習で,
湯川と吉野さんと練習でした。
ちょっとずつ,
形になってきていて,
これもまた,
２２日の本番に向けて
がんばっているところでした。
廊下で練習中,
小さな揺れを感じました。
あたしたち３人は,
動いていたので,
気付くのが遅く,
え…？
と思った途端にすぐ大きな揺れを感じました。
廊下に設置されていた,
火災時の非常ﾄﾞｱが閉まり,
閉じ込められた錯覚に陥り,
怖くて,泣き崩れました。
ﾌﾞﾗﾊﾞﾝの人たちが走って階段を下りているところ,
立ち上がれなくて,
しゃがんだまま,
ひたすら泣くことしか…できませんでした。
湯川と吉野さんが,
全員の荷物を持って,
あたしを支えながら
階段を一緒におりてくれました。
ﾊﾟﾆｯｸではあったけど,
どうにかして状況を把握しようと,
たくさんの感覚を鋭くさせました。
叫びながら校舎を駆け降りる生徒,
声をかけながら走る先生たち,
大声でｸﾞﾗｳﾝﾄﾞへの避難を
呼びかける校内放送…。
それは,
避難訓練でやったものとは全く違いました。
何度も,何度も,
みんなでやったのに,
訓練通りにはできなかった。
あんなにやったのに,
いざとなると,
本当にﾊﾟﾆｯｸになるんだと
思い知らされた。
「おかしも」
なんて,
できるはずなかった。
押すし,
かけるし,
しゃべるし,
戻りました。
高校生,中学生が
ｸﾞﾗｳﾝﾄﾞに避難してきました。
団体ごとに集まって,
点呼をとり,
全員しゃがみました。
部活のﾕﾆﾌｫｰﾑのままの生徒は,
ﾌｪﾝｼﾝｸﾞの剣や,
楽器を持ったまま避難していました。
時間がたつと,
一般人の避難も開始されました。
公共の避難場所に指定されている我が校には,
多くの人が集まりました。
空からは,
ﾍﾘｺﾌﾟﾀｰの音が聞こえました。
きっと,ﾃﾚﾋﾞ局か,
自衛隊だろうと思います。
１時間,２時間が,
何十時間にも感じました。
すごく,すごく長かった…。
携帯電話の電源をつけるのは
学校側から許可されましたが,
発信許可は下りませんでした。
理由は分かっています,
でも,そんなの,
無理です。
みんな,かけまくって,
つながらなくて,
ただただ不安になって…
悪循環。
保健室から大量の毛布と
体育準備室から大量のｼﾞｬｰｼﾞが
届きました。
ﾄｲﾚにも,集団で,
引率の先生とともに行きました。
非常事態なんだという,
実感がなかったのが正直なところです。
ほしみんが声かけてくれたのが,
本当に助かった。
すごく頼もしかったし,
かっこよかったのを覚えています。
校内放送は,
東京は震度５弱ということと,
震源地が宮城であること,
交通網は全滅であることを
ただ繰り返していました。
大きな揺れが２回あって,
少し落ち着いただろう時に,
新校舎のみ入ることが許可されました。
みんな,２・３階の各教室に入って,
じっとしていました。
電車も動かず,
家族と連絡もとれず,
帰れる目途がたたず。
何をすればいいか…。
唯一の救いは,
１人じゃなかったこと。
あたしが入った教室は,
ｵﾙｶﾞﾝ部と演劇部と一緒で,
梅澤先輩やｺﾊﾙ先輩も一緒だった。
久しぶりの再会がこんな形で残念だけど,
心強かった。
どれくらい時間がたったのかな。
非常食の支給があった。
うん…まずい。
写ﾒとるくらい余裕が出てきました、。
支給された時くらいかな,
１６時すぎから何通も,
みんなから１２人宛ての一括ﾒｰﾙが来てた。
ｾﾝﾀｰで止まってて,
見れたのがすごく遅くなりましたが,
みんなからの
「だいじょうぶ！？」
「連絡ください」
…本当に心強かった。
こんな大変な時に,
心配して連絡くれる人がいること…
本当にうれしかった。
みんなの返事も,
「大丈夫！！」
の一言で,すごく安心しました。
暗くなってきたころ,
徒歩１時間以内に帰れて,
保護者と連絡がとれている人は
帰宅許可がでた。
もちろん,帰ります。
徒歩２５分ですから。
うめ先輩とｺﾊﾙ先輩が
同じ方面だから,
一緒に帰ろうとしました。
そしたら,
表参道のﾊﾞｲﾄから上がってきた
鶴田が登校。
ﾊﾞｲﾄ中に揺れて,
帰れなくなったから学校に来たみたい。
鶴田に引きとめられたので,
学校に残ることに。
まぁ,結局,
ここで残ってよかったんだけどね！！
団体無所属の人たちが
１つの教室に入れられて,
私服のﾒﾝﾊﾞｰが集まってきました。
吉留さんや,
吉田くんがいて,合流。
まるや,岡田やたなしゅん君も来て,
３年の人数が増えてきました。
学校に泊まるっていう話が進んで,
どーするどーする？
みたいになって,
帰れないし,
泊まりたくない,っていう,
岡田・吉留・吉田が我が家に来ることにー！
岡田は,予測ついてたけど,
あとの２人は,
あまり仲良くないので,
お互い,まさか！？みたいな感じ(笑)
２人は,
申し訳ないって何度も言ってたけど,
困った時はお互い様。
うちに泊めることくらい,
なんでもない(^_^)v
家について,
ちょっとしたら,
mixiに田中くんからのﾒｯｾ。
「助けて笑」
だから学校でうち来る？って
何度も誘ったのにーヽ(`Д´)ノ(笑)
だから,
結局,４人がうちに来ました♪
とても変なﾒﾝﾊﾞｰだけど,
それぞれみんなすごくいい子だったから,
話せてよかった！
このまま卒業してたら,
話さなかっただろうなー,
最後に話せてよかったな,
なんて思ってしまいました。
不謹慎ですね,
ごめんなさい(_ _。)
翌日,
各自みんな帰ったけど,
ちゃんと帰りましたーって
ﾒｰﾙくれたから,
安心(-^□^-)
思ったより長くなったしまいました、
のわりにまとまりない文で
申し訳ないです…
１１日の地震発生～１２日にかけての
日記でした～！
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