ちょっと遅れぎみなレポですが。。
先日、撮影したTOMOTOMOが発売になりました。
なので恒例のバックヤードを。
今回は題して
『内田聡一郎のお客様ワークス』
ということで僕のリアルなお客様にお願いして
リアルサロンワークをやらせて頂きました。
ここで言う『リアルサロンワーク』とは
普段からやっているサロンでの仕事
来たお客様のパーソナルに合わせ
ビフォー→アフターをするということです。
僕が普段から一番心情にしている事は
『その人に似合うヘアの幅を広げてあげる』
ことです。
よくお客様で私はこの感じは似合わないんですよ。
とか
この長さにしたら失敗した。
と言ってヘアスタイルの幅を極度に狭めて考えている人もいらっしゃいます。
確かにその時、その瞬間のトレンドや時代性でピンとこなかったとしても
ちょっとしたポイントを変えてあげるだけでピンとくるもんです。
だから、あまり今までのトラウマにとらわれず、
少しでもその人のパーソナルな部分を広げてあげたい。
そんな想いをカタチにしたのが今回の企画です。
なので当然、モデルさんは僕のリアルなお客様。
服もメイクも普段のその人のままです。
楽しみ。
ではバックヤードスタート!
今回のモデルさんはこの6人。
みのりちゃん。10年来の友人で歌手。
みほちゃん。クラブ仲間でボランティア関係のお仕事。
今井姉弟。二人でロックバンドをやっています。
けんちゃん。雑学豊富なマニアック大学生。
ふみこちゃん。文学好きなしっとり大学生。
いつもやっているサロンワークどおりにやりますが
果たしてどんな変身を遂げるのでしょうか?
それぞれ変身開始。
変身の様子もしっかり撮影します。
それぞれ施術完了後
いざ撮影!
普段、モデル経験がないぶん、とても緊張していましたが
みんながんばってくれました!ありがとう!
そして、気になるビフォーアフターはこんな感じに!
それぞれのパーソナルな部分を引き出せたかな!
誌面ではこんな感じに!
今回、関わってくれたお客様のみなさん、
そして編集の奥さん、カメラマンの原さん
ありがとうございました!
そんなTOMOTOMO4月号ぜひご覧ください!
最後に、
改めてリアルサロンワークをキーワードにした、この企画をやってみて思った事は
『髪を変えることは素敵なこと』
ということです。
髪型を変えるという行為は普段、なんてことないことに思えますが
そのなんてことない行為が実はその人の今後の人生に大きく影響しているんじゃないか。
髪型しだいで、気持ちも見た目も変わってくる。
そうすると、今後出会う友人や恋人や生まれてくる命も変わってくる。
そんなことを思うとその人を自分で手掛けることができるって本当にすごいことだなと思うのです。
大袈裟かもしれませんが、その人のまさにパーソナルな部分に
深く携われることのできる職業はなかなかないんじゃないかと。
今の現状、日本中が不安と動揺に満ち溢れています。
僕らが今出来る事はなんてことない
髪を切るという行為ですが、それを通して少しでもそれを和らげてあげることが
復興支援の手助けになると思っています。
一日も早い復興を心より願います。