環境アセス改正に期待

衆院環境委員会は16日、環境影響評価（アセスメント）法改正案に関する参考人質疑を行い、公明党の江田康幸氏が質問した。

江田氏は、生物多様性の保全や地球温暖化対策、地方分権などに対応し、公共事業などの環境影響評価を強化する法改正について「基本的に評価する」と指摘。その上で、同改正案の大きな柱の一つである事業実施前の立案段階から環境影響評価を実施する「戦略的環境アセスメント」の導入について、参考人の見解を聞いた。

これに対し、早稲田大学大学院法務研究科の大塚直教授（公明党推薦）は「より早い段階での環境面での検討を行うことで環境影響の回避を図ることができるので、大きな効果が期待できる」と述べた。