三菱重工のコンピューターが「トロイの木馬」感染(09/20 16:29)

　三菱重工のコンピューターがウイルスに感染した問題で、ウイルスの中に情報を盗み出す「スパイウイルス」が含まれていたことが分かりました。

　三菱重工では、潜水艦や護衛艦などを建造している11の施設で、83台のコンピューターがウイルスに感染したことが確認されています。ウイルスには、「トロイの木馬」と呼ばれる、情報を盗み出すことを目的としたスパイウイルスが含まれていたことが新たに分かりました。感染したコンピューターには、勝手に中国などのサーバーに接続した形跡があり、何らかの情報が流出した可能性があるということです。また、IHIでも外部からのサイバー攻撃の形跡が見つかっていて、IHIは近く警視庁に情報提供することにしています。