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三菱重サイバー攻撃:海外に強制接続 警視庁捜査へ

 「三菱重工業」(東京都港区)がサイバー攻撃を受けた問題で、ウイルスに感染したサーバーの一部が強制的に海外のサーバーに接続されていたことが関係者への取材で分かった。警視庁は、不正アクセス禁止法違反や業務妨害容疑などにあたる可能性もあるとみて、同社からの被害届を受理したうえで捜査する方針。

 同社や関係者によると、潜水艦などの生産拠点である神戸造船所(神戸市)など11カ所のサーバーやパソコン計83台がコンピューターウイルスに感染した。この一部が、不正プログラムの指示で海外のサーバーに接続されていたという。

 IPアドレスなど一部のネットワーク情報が漏れたとみられるが、同社は製品情報や技術の流出といった実害は確認されていないとしている。

毎日新聞 2011年9月20日 東京夕刊

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