【2011年09月20日 14時30分 更新】
三菱重工業、外部侵入による情報漏えい被害を発表
大手総合重機メーカーの三菱重工業は19日、8月中旬に同社コンピュータが外部から侵入され、ウイルス感染した可能性があり、その後情報漏えいの危険性も判明したことを受けて、警察当局に報告、相談するとともに、外部の専門家と共同で調査、対応を進めていると発表した。
三菱重工業によれば、既に現時点ではウイルス感染による被害拡大は止まったものとみているという。
なお、漏えいしたのは一部のPCのシステム情報(ネットワークアドレスなど)で、製品情報や技術情報などは、社外へのデータ流出を現時点では確認されていないとしている。
大手新聞社によれば、20日には重工業大手のIHIも攻撃を受けており、防衛・原発産業を狙うサイバーテロ行為の可能性が出てきている。
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