三菱重工にサイバー攻撃 83台ウイルス感染三菱重工業は19日、本社や造船所など国内11拠点にあるサーバー、パソコン計83台がウイルスに感染し、外部から侵入された形跡があることを明らかにした。同社は警視庁に報告、感染経路などについて内部調査を進めている。 護衛艦やミサイルなどの製造で防衛産業の中核に位置する三菱重工業に対し、第三者がサイバー攻撃を仕掛けた可能性もある。現時点では、製品や技術に関するデータの外部への流出は確認されていない。 見つかったウイルスは8種類。一部は、感染したサーバーなどに外部へのデータ送信を命令する「トロイの木馬」と呼ばれるウイルスで、残りも外部に情報を引き出すタイプ。 【共同通信】
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