八女市の観光をPRする今年度(第18代)の「八女津媛(やめつひめ)」がこのほど決まり、お披露目があった。任期は9月1日からの1年間で、さまざまな観光イベントなどに参加し、八女市を発信していく。
八女津媛は、日本書紀の一節に出てくる女神で、「八女」という地名の由来となったとされる。その名にちなみ、八女市の観光大使として、毎年2人を選んでいる。
第18代の八女津媛に選ばれたのは、同市の食品会社勤務の江崎文望子(ふみこ)さん(26)と、市役所立花支所勤務の横枕佳代さん(28)。
江崎さんは「八女の良さを知ってもらい、若い世代に郷土愛を持ってもらえるよう活動したい」と決意表明。筑後市出身の横枕さんは「八女の人は親切で温かい。また、緑も豊かで穏やかな気持ちになれる土地。そうした八女の良さを広くPRしたい」と抱負を語った。【上村里花】
〔筑後版〕
毎日新聞 2011年9月5日 地方版