ルイ・ヴィトンの偽物バッグを大量に製造して売ったなどとして、韓国関税庁がソウル市の男性(51)を商標法違反の疑いで逮捕し、発表した。見た目では本物と区別がつかないほど精巧で、日本からの観光客らに売ったり、日本に密輸したりしていたという。
ソウル本部税関の調べでは、男性らは昨年4月から今年7月まで、ソウル市内の拠点で約2万点の偽物バッグを製造。うち約1万4千点を、国際スピード郵便(EMS)で衣類と偽って日本に送ったり、観光地の南大門市場などに流したりしていた疑い。本物の1割以下の約20万ウォン(約1万3千円)で取引していたという。
南大門市場では、日本人観光客に「完璧な偽物あります」と説明する偽物業者が問題視されていた。関税庁は日本側にも協力者がいる可能性があるとみて調べている。(ソウル=中野晃)